日本で生まれた木の布だから暮らしにぴたりとなじむ

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諸国良品

2021/02/12

徳島県上勝町で生まれたファブリックブランド「KINOF」。上勝町は豊富な木々と山の水に恵まれた自然豊かな町です。杉の間伐材でできた木の布を、タオルやスポンジなどの日用品にしました。自然素材でできた布は、リネンのような軽い肌ざわりとさらりとした質感、乾きやすさを兼ね備えた素材。湿気の多い土地でも使いやすく、洗うたびにふんわりした質感になっていきます。KINOFでは今後も、自然を身近に感じられるプロダクトを開発していきます。

 

深い山に囲まれた、四国で一番小さなまち、上勝町。森は水の生まれるところ。町のあちこちに水の気配がする。苔むした木々に、岩肌に、水の道に。

 

人びとは山の水を田畑に引き、生活の水にした。川は魚を運び、水車をまわす。大雨になると水は暴れた。人びとは翻弄され、何百もの水路をつくった。

 

昔から、この地には木の仕事が多かった。木を伐れば嫁入り支度ができたほど。みなこぞってスギ、ヒノキを植えた。山の木は生活のあらゆるものに姿を変える。

 

上勝町の杉の間伐材を粉砕してチップにし、植物性の繊維であるセルロースを抽出。KINOFの原料の一種は、木からできた糸「木糸」。和紙の製法を元に開発された希少な技術を用いてつくられた。

 

この地で生まれた木の布だからここの暮らしにぴたりとなじむ。木から生まれた布だから さらりと軽く、ふわりと風にたなびく。

 

上勝町は「ゼロ・ウェイスト宣言」をした町として世界的に知られる、環境活動の先進地。KINOFも自然に還る素材で、パッケージも簡素化しプラスティックは不使用。上勝らしいゼロ・ウェイストのプロダクト。

生産者紹介

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    KINOF(株式会社いろどり) 詳細

    徳島県のほぼ中央部に位置する山あいの「上勝町」は葉っぱビジネスとゼロ・ウェイスト政策で国内外から注目を集め、森林率85.6%、高齢者率53.2%約1500名の人々が暮らしている四国でいちばん小さな町。切り立った岩の間から勢いよく流れる清らかな水や目の前にある豊かな山々、幻想的な風景が日々の生活を豊かにしてくれる。そんな上勝町らしいプロダクトとして地元の木を使ったKINOFが誕生しました。

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