「絆」を表す縁起の良いつげブラシを、毎日のヘアケアに

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諸国良品

2015/01/30

古来より変わらない絆を表す縁起物として、夫婦円満、家内安全のお守りとしても珍重されてきたつげ。そんなつげを使ったブラシは、静電気を起こしにくく、枝毛・切れ毛を防ぎます。ブラッシングによって適度に頭皮を刺激するため、マッサージ効果が期待できます。椿油が染み込んだブラシで髪を梳くことで、しっとり艶とまとまりのある髪に。大切な方への贈り物にもピッタリです!

大分県別府市は市内の至る所で温泉が湧出し、古くから温泉地として栄えてきました。江戸時代に庶民の湯治が一般的になると、お土産品として櫛などのつげ細工が盛んになりました。

櫛づくりからスタートした「別府つげ工芸」。つげ櫛の需要が減っていく中、3代目の安藤康男さんがつげブラシを開発しました。もともと印鑑や将棋の駒に主に使われるつげの木は、非常に堅く、細かい加工が可能です。

ひとつひとつ手仕事で、丁寧に磨き上げられているブラシの歯には、国産の薩摩つげを使用。粘りがあり折れにくいという特徴があります。

昔も今も別府でつげ細工を手掛ける、安藤さん。「いいモノを作って、後継者を育てたい。商品はマネできても、この場所での歴史はマネできないですから」と話します。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 有限会社別府つげ工芸

    生産者名 有限会社別府つげ工芸 詳細

    大正8年創業。様々なつげ細工を手掛ける珍しいつげ細工屋。 2代目は飾り物、3代目は細工物、4代目は櫛と、各々の得意分野を持ちつつ、初代から引き継がれている技術を活かして、つげブラシの製作も行います。4代目の安藤寿章さんは「自分と同じような日本の伝統工芸の継ぎ手を絶やしてはならない」と、仲間の若手職人と共に、秋葉原の「2k540」に工房兼ショップを運営。実演やワークショップを実施しています。

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