【道の駅なみえ】地域だより

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2021/09/20

こんにちは。無印良品 道の駅なみえです。

朝晩が肌寒く感じる季節となりました。半袖だと少し寒く感じるようになりました。
こんな時は、日向ぼっこがとても気持ちよく感じます。


今回は、「道の駅なみえ/なみえの技・なりわい館」にて手ひねり体験をした事をお知らせします。

7月の初めに役場の方と一緒に陶芸体験教室で「原料の土から手ひねり」体験をしました。
他にも「絵付け体験」もできます。世界に一つだけのオリジナル作品が作る事ができます。
この時に作ったマグカップが出来上がってきたのでご報告です!!

10時~1時間半~2時間の作業で夢中になり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
手ひねりとは…ろくろや型を使わずに手で粘土をこねて作ること。初心者の方におススメ。

準備がすでにされており、早速作り始めます。
 
061767/0920_01準備

粘土をこねながら、形を作り、整えていきます。
 
061767/0920_02準備
 
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私は、いつもコーヒーを飲むので、たくさん飲めるよう大きいマグカップを作る事にしました。
指で粘土の厚さを統一しながら上に持ち上げ、横に広げながら慎重に作業しました。
 
062767/0920_05焼く前

一緒に行った役場の方々も自分が作りたいカップやお皿を手ひねりしました。
 
061767/0920_06全員の


約3ヶ月ほど経ち、出来上がってきました。
 
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出来上がったマグカップにとても感動しました。持ってみると重みがあり、一生懸命指で手ひねりした形が
そのままの状態で焼きあがってきたからです。ごつごつしていて「世界にたったひとつのカップ」だと思うと使うのが勿体ないと思います。


ここからは、「大堀相馬焼」について紹介します。

大堀相馬焼は江戸時代から300年以上続いている歴史があります。昔は『相馬焼』の名で知られていました。
国の伝統工芸品に指定されて以降は、産地名を付けて『大堀相馬焼』と呼ばれるようになりました。

大堀相馬焼の特徴は、
①馬の絵…別名「左馬」と言われる旧相馬藩の御所馬が、熟練された筆使いで手書きされています。
 ※左馬=右に出るものがいない。という意味から縁起がいい絵柄として親しまれています。

②ひび割れ…大堀相馬焼は細かいひび割れが入っています。これは焼いた時に貫入音を伴ってできる亀裂で、不良品ではありません。

③二重焼き…この技法が大堀相馬焼には使われています。海外では「ダブルカップ」の愛称で親しまれており、大堀相馬焼にしかない珍しい技法です。

現在は、「道の駅なみえ/なみえの技・なりわい館」で大堀相馬焼コーナーが設けられ作品が展示販売されています。
道の駅なみえへ遊びに来られた際は「なみえの技・なりわい館」へお立ち寄りください。

江戸時代から続いている歴史に触れる事ができ、とても良い経験をさせてもらいました。
今後は、窯元さんとつながり始めているので、大堀相馬焼を使ったワークショップなどを提案させて頂き、
道の駅なみえで開催できるよう進めていこうと思います。

本日は「敬老の日」ですね。
大好きなおじいちゃんおばあちゃんと一緒に体験したらいかがでしょうか。

引き続き、地域の方がとつながり、浪江町の様子をお伝えしていきます。
楽しみにしていてくださいね。
 
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おたよりを読んでいただき、ありがとうございました。




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