こんにちは。無印良品 道の駅なみえ
(浪江町役場/佐々木)です。
本日は、福島県浜通りにある相双地区の伝統行事『相馬野馬追』についてお伝えします。
皆さんは、「相馬野馬追(そうまのまおい)」は知っていますか?
「一千有余年の歴史を経て、今なおいきつぐ伝統祭」
相馬野馬追は、福島県の浜通りの相馬地方で3日間にわたって行われる祭典で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
約350騎の騎馬武者が甲冑をまとい、太刀を帯し、先祖伝来の旗指物を風になびかせながらの
威風堂々にして豪華絢爛な時代絵巻を繰り広げる様子は、まさに天下無比。
伝説によれば、相馬野馬追は今から一千年以上もの昔、相馬氏の遠祖とされる平将門が
下総国小金ヶ原(現在の千葉県北西部)に放した野馬を敵兵に見立てて 軍事演習に応用したことにはじまったと伝えられています。
そして捕らえた馬を神馬として、氏神である妙見に奉納したのです。
その後、 代々の領主がこの行事を伝承。 幾多の変遷を経て、現在は国の重要無形民俗文化財となっています。
旧藩領あげての最大の祭典として、今も熱気あふれる行事がくりひろげられています。
今年は、3年振りの開催となり、7/23(土)、24(日)、25日(月)で開幕でした。
初日は、宇多郷と標葉(しねは)郷の計約50騎が、浪江町と小高町、南相馬市(雲雀ケ原)を出陣しました。
2日目は、南相馬市内の公道を約3㎞を歩き、雲雀ヶ原まで向かいました。野馬追が開催れる3日間は、いつも暑くなる。
と昔から言われていたのですが、本当に快晴でうだるような暑さでしたが、行列を披露しました。
沿道には地域住民が集い、騎馬武者の勇姿を観覧していました。
【浪江町風景】
【小高風景】
【南相馬市風景】
浪江町では、標葉郷の騎馬武者が中央公園陣屋から出陣し、市街地を巡り商工会まで巡りました。
今回、私は浪江町の「標葉郷野馬追協力職員」の一員として、庶務・馬装を務めました。
炎天下の中でしたが、今年は3年振りという事もあり、2日間でトータル約13km(2万5千歩以上)歩きました。
運動不足の私にとっては、とてもいい運動でした。そして、伝統行事のお手伝いができ、とても貴重な時間を過ごす事ができました。
その地域によって、色々な伝統行事がある事でその地域が盛り上がり、活気が出るのだと改めて感じました。
浪江町民、1,900名程度ですがこの日は、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで
町民の皆さんが集まりました。とっても活気があり賑やかな1日となりました。
是非、おたよりを見て興味が湧いた方、来年遊びに来てください!
引き続き、地域の方とのつながりながら、浪江町の様子をお伝えしていきます。
楽しみにしていてください。
おたよりを読んでいただき、ありがとうございました。
無印良品 道の駅なみえ