こんにちは無印良品 砺波です。
地域のレザー作家さん「Duetwoni」さんをお招きし、革に触れ、自分で作ることで生まれる、愛着を感じていただける時間を楽しむキーリングづくりのワークショップを開催しました。
「Duetwoni」さんは、レザーアパレル製造で発生する端切れや、ロスとなり行き場を失った素材に、2つ目のストーリーを与えるというコンセプトでアイテムを製作されています。
名前の刻印ができるキーリングづくりには、ご予約の方以外に当日もたくさんのお客さまにご参加いただきました。
「これは何の革かわかるかな?」
2mmという薄さでも体重をかけても破れないくらい牛の皮が丈夫なことなど、革に触れながら端材を生かす取り組みなどもお話していただきました。
2つの形から土台となるレザーと、たくさんのピンバッチの中からお好きなものを選びます。
レザーへポンチやキリを使って穴をあけとピンバッチを貼り付ける位置を決め、ピンバッチを埋めるための溝を作ります。
専用の液体を綿棒を使って塗りこみ、レザーの側面と裏面を専用の道具でなめしてつるつるになるまで磨き、ピンバッチの裏にボンドを塗り、指につかないくらい半乾きになったらピンバッチを接着します。
革の、水をつけただけで柔らかくなる特性を生かし、表面を水で軽く濡らし、ハンコを軽い力で押しあてて名前や柄の刻印をしていきます。
「わんちゃんもねこちゃんもいるねー」
「葉っぱにしようかな」
「私はお星にするー」
「大きくなったらおうちのかぎにつける!」
など、コミュニティスペースにたくさんの笑顔が溢れました。
使用するヌメ革は、使い込むことで次第にエイジングが進み、色濃く艶のあるレザーへと変わっていきます。
捨てられるはずだった素材の2つ目のストーリーが、みなさんとご一緒できることをとてもうれしく思います。
不定期ではございますが、無印良品砺波ではワークショップを開催しています。
次回のワークショップの情報はMUJI passportアプリよりご案内しています。
是非みなさまのご参加をお待ちしております。
無印良品 砺波