地域で木質インテリア建材の製造を行っている㈱庄川エンボース工業所さんをお招きし、木の端材を使った木製プレートを作るワークショップを開催しました。
(株)庄川エンボース工業所さんは、1958年に創業し、住宅のドア枠や窓枠、また水まわり機器の関連部材、木質インテリア建材の製造を行っています。
製品を作る過程でどうしても出てしまう端材、本来捨てられるはずの材料も、地球と暮らしに優しいモノづくりのために有効活用しています。
無印良品のマグカップやディフューザー、アクアポットや小物等を置いて楽しむこともできる「木製プレート」。
丸溝の加工を施した何種類かのデザインからプレートを選び、ヤスリがけ、蜜蝋、オイルなどで仕上げ、データ化した日付やお名前、メッセージやイラストを、レーザーで刻印して完成です。
紙やすりの使い方や、蜜蝋やオイルなどの仕上げ塗料の取り扱い方など、「道具に触れる」楽しさ。
「お父さんにあげるやつやからがんばろう」、「どのへんに文字を入れようかな」、「私もやってみたい!」など、たくさんの笑顔や声が溢れました。
木の端材を使う、仕上げ塗料を塗る布も不要な布を切って使う、全部を生かす。
捨てるしか無かったものに価値を与える、もったいないを考えさせられる時間にもなりました。
「植物の脱炭素への貢献」の取り組みとして行われているのが、生活に植物を取り入れ、その豊かさを楽しむ生活のご提案。
ポットで植物を育てることはほんのささいな貢献かもしれないが、環境問題を「自分事」として考えるキッカケになってほしいとモノづくりをしています。
木に触れるきっかけになってほしいという想いで設置したフリースペースには、木の端材を利用した塗り絵やブロックで自由に遊んでいただきました。
木の良い香りが漂う中、ご家族のお買い物を待っておられる間のお子様とご一緒に、ワークショップのあとにもう少し木で遊びたいと寄ってくださる方など、たくさんの方に木に触れていただく良い機会となりました。
不定期ではございますが、無印良品ではワークショップを開催しています。
次回のワークショップの情報はMUJI passportアプリよりご案内しております。
是非みなさまのご参加をお待ちしております。
無印良品 砺波