無印良品では、毎年お正月限定で「福缶」の販売を行っています。
福缶は、日本各地で昔から親しまれている手づくりの縁起物一点と、ネットでもお店でも使えるギフトカード(2025円分)が一枚入ったセットです。
※数量限定。抽選にご応募いただき当選された方のみご購入いただけます。
2011年の東日本大震災をきっかけに商品の販売を通して東北地方の復興を応援したいと始まった取り組みです。今では、お客様に日ごろの感謝を込めて「『福』をお届けする」というコンセプトのもと、日本各地で昔から親しまれている手づくりの縁起物一点を缶に詰めています。
日本各地の作家さん・工房が、一つひとつ手作りしている縁起物。
その土地や領域に伝わるストーリーやつくり手たちの想いを乗せておとどけします。
無印良品砺波では38種の縁起物のうちのひとつとして福缶の中に入る縁起物「五箇山和紙 紙塑民芸品 巳」を作っておられる工房を訪ね、お借りした和紙人形の展示をしています。
世界遺産「相倉合掌造り集落」で有名な富山県五箇山では、古くから手漉き和紙の生産が行われていました。
和紙生産の際に出る端材などを再利用した和紙粘土を型に押し込んで成形し、乾燥させた人形に和紙を張り付け、手作業で絵付けされた愛らしい縁起物です。
和紙の製造、加工、販売、和紙漉き体験を主な業務とする「農事組合法人 五箇山和紙」の代表理事も務める前﨑真也さん。
代々紙漉き業を営む家系に生まれ、伝統工芸士の肩書きを持つ手漉き和紙職人でもあります。
福缶プロジェクトの郷土玩具のつくり手として、毎年無為なものづくりが持つ豊かさを伝えています。
「伝統を知る」
職人のこだわり、富山県の伝統文化を未来へ伝える作品を、無印良品砺波にて是非ご覧ください。
無印良品砺波