こんにちは。
無印良品 港南台バーズです。
8月は子供たちの夏休み。キッチンカウンターでは「キッズ食ラボ」と題しまして、子ども参加のイベントを行いました。
おだしのふしぎ
かんてんとゼラチンのふしぎ
こうじのふしぎ
ケーキのふくらむふしぎ
各回ともご好評いただき、予約は満席。さてどんな子供たちが集まってきてくれるかな。スタッフ一同どきどきで待っていました。
まずは、座学が中心の【おだしのふしぎ】、【かんてんとゼラチンのふしぎ】、【こうじのふしぎ】の回。
最初は紙芝居から。子どもの目線に合わせてスタッフが制作した紙芝居です。クイズも出しながら、お話させていただきました。寒天や糀は聞いたことがないという子もいました。もちろんお料理や食材にとても詳しい子もいてびっくり。日頃お母さんのそばでよく見ているなというお子さまも。
次に、素材や種類、作り方などを紹介しました。子供たちは煮干しの頭と内臓を取り出してみたり、寒天と糀を実際さわってみました。目で見て、鼻で匂いを嗅いでみて、手で触ってみて。なかなか普段の生活では体験できないものばかりです。
クイズの答えや食べ比べの結果を記入できるプリントも用意しました。どの子も真剣な顔で書いていました。きっと良い自由研究になるに違いないですね。
いよいよ試食です。
どんな味か恐るおそる口に運びます。食べる順番や並べ方など、子どもたちに違いがはっきりわかるように工夫しました。お出汁は4種類を並べてあえて同時に出して並べることで比べやすくしました。また、自分で好きなものを混ぜ合わせてブレンドできるようにしました。糀は塩だけで味付けした鶏もも肉と糀に漬け込んだものを順番に食べてもらいました。
「おいしい」、「うまい」だけではなく、「まずい」という声も正直に言えたり。
「しょっぱいけど、さっきのより少しうまみがある」、「甘い中に少し苦みがある」などの声が。どの子も素材の味に集中して味わっていました。
次に「ケーキのふくらむふしぎ」について。
この回は実際に、親子で「米粉と野菜ジュースのケーキ」を作りました。たまごを割って、砂糖と一緒にしっかり混ぜたり、粉を上手に混ぜたり。
お母さんと一緒に、あるいはお父さんと一緒に、「これくらい混ぜればいい?」「白っぽくなってきたよ」などと、子どもたちなりにしっかり考えながら、たのしく手を動かしていました。
ケーキをつくったあとは、【けーきのふくらむふしぎ】についてお勉強。ケーキがふくらむのはなんで?という問いかけに、先ほどつくった工程を思い出しながら、子どもたちは一生懸命プリントに答えを書いていました。
スタッフが作った紙芝居を使って、答えをおはなし。簡単な答えから、化学的な答えまで。少しむずかしい問題もありましたが、子どもたちなりにしっかり理解しようとしていました。
お勉強が終わったころにちょうどケーキが焼き上がりました。「いい匂いがする~」「帰ってからお父さんに食べてもらおう」とそれぞれ大事そうにケーキを持ち帰っていました。
調理や加工などで素材本来のかたちや色、匂いに触れることが少なくなった今だからこそ、食材のルーツや古くからの食の知恵を子どもたちにぜひ紹介したいと企画した今回の食ラボ。
「おいしいってなんだ」というテーマのもとに、食材の背景にある生産者の想いやストーリーをお客さまにお届けすることをコンセプトに日々活動をしていますが、改めて私たちも食材や日々の暮らしのあたり前に向き合うことなど、原点を考え、いろいろな気づきがありました。
今回の取組みも地域のお子さまの自由研究のお手伝いや
子どもたちが「食」と向き合うきっかけになるといいなと思っています。
キッズ食ラボはこれからも続きます。お楽しみに。
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