こんにちは、無印良品 港南台バーズです。
春の山の草木が青々と映える5月。
神奈川県松田町寄でお茶収穫体験の店外イベントを開催しました。
曲がりくねった山道を抜けると寄地域があります。
遠くの方からは茶摘機の音が聞こえ、朝早くから地域全体で茶狩りが行われていました。
今回はじめての開催になるお茶収穫体験。
茶農家でもあり茶師でもある【茶来未の佐々木さん】を先頭にまずは荒茶工場の見学に。
茶葉は摘んだ瞬間から酸化してしまうので、摘んでから数時間以内にこの荒茶工場に運び込まれます。
通常、2週間の収穫が今年は気象が安定せず、摘採時期が1週間で一斉に行ったそう。
この日は最終日、茶葉を積んだトラックが連なるほど、混み合っていました。
荒茶工場から茶畑へ移動し茶摘機の説明を受けたあと、
「やってみたい人ー!」と【茶来未の佐々木さん】からの声がお茶収穫開始の合図でした。
参加者の方は初めての体験にちょっと不安げな表情を見せながらも、
茶摘機を持つ役割と、茶袋を持つ役割を担っていましたよ。
「機械で摘めるのは良いけど、思ったより大変な作業だった」
「手で摘むのはもっと大変だろうな...」
など、体験してみたからこそ分かることがあったようです。
この日は【茶来未の佐々木さん】と繋がりのある【福祉作業所】の方々もお手伝いに来ており、一緒にお茶を収穫しました。
のびのびと育った新茶の「一芯二葉」の説明を受けお土産分を収穫。
新芽のとても柔らかい葉っぱの手摘みを楽しみました。
摘んだ新茶を自宅で飲む方法も教えていただきました。
後日参加者の方がご自宅で飲まれている様子をオープンチャットで共有してくれましたよ。
お昼ご飯は【山笑ふの伊藤さん】の竹皮に包まれたごろごろと具沢山のちまき、
地元の食材をふんだんに使った熱々の豚汁、朝採れたての野菜を使った浅漬けをいただきました。
併せて【茶来未の佐々木さん】が淹れてくれていた緑茶は、
ほんとうにまろやかな味わいで、渇いた喉を潤してくれました。
「ちまきが美味しくてお土産に買って帰りたい」というお声もあるくらい美味しいお昼に心もお腹もいっぱいのご飯になりましたよ。
茶畑を眺めながら食べるお昼ご飯は、格別なものでした。
そのあとご協力いただいた【松田町市役所の米山さん】から松田町の遊びかたを教わりました。
イベント情報やレジャースポットなどなど、知らなかった魅力をふんだんに感じることができたのではないでしょうか。
今回イベントに関わってくださった松田町や寄地区のみなさまの朗らかな笑顔。
笑顔の背景にはそれぞれの方の町や暮らしへの愛情が詰まっていました。
地域活性化というと大きく聞こえてしまいますが、
好きな事、得意な事、みんなが楽しむ事、できる事を重ねて生まれる笑顔が
人から人へ伝わって、地域自体の笑顔につながるかもしれない。
「あの人にまた会いに行こう。」そんな風に思えたら、
少子高齢化や後継者不足など、大きすぎる課題かもしれないけれど、
その笑顔の伝播で、ちょっとずつ良くすることが出来るかもしれません。
収穫体験が観光のイベントではなくて、
本物の農家の体験ができたことで課題が自分ごと化できた一歩になりました。
朗らかな笑顔のある寄地区から採れたお茶は、
今年も6月から神奈川県内の無印良品で発売を予定しています。
2年目を迎える「丹沢大山茶」の販売、今年はみなさまへ「新茶」をお届けする予定です。
また「ミルクハーバー 丹沢大山茶」も6月に同時発売です。
さらに美味しさは広がり、神奈川県内のCafé&Meal MUJIでスイーツの販売も予定しておりますのでお楽しみに。
お手伝いにご協力いただいたみなさまありがとうございました。
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