こんにちは。
無印良品 港南台バーズです。
今回はJR根岸線『関内』駅より徒歩5分の横浜市技能文化会館で行われた「横浜マイスター塾 表装(壁装)のマイスター山﨑隆氏から教わる実践!上手な壁紙の張り替え方」に参加してきました。
当日は、
「家の壁紙を張り替えたいんだよね」
「これから壁紙を張りたい」
という方たちが参加されていました。
今回講師を務める山﨑さんは令和4年度【横浜マイスター】に選定されました。【横浜マイスター】とは横浜市が平成8年度より行っている事業で、市民の生活・文化に役立つ優れた技能を持った方を【横浜マイスター】に選定しています。
実際にクロス張りの工程を行うところを見学させていただきました。
クロスを張るときのコツは、壁紙の側にノリをつけ、壁紙が伸びた状態で張ることがコツだといいます。壁にノリをつけて張ってしまうと、壁紙が伸びきっていない状態で張ることになるので、縮んではがれてくる原因になってしまうそうです。
簡易的な壁を使い実演していただきましたが、サッと壁紙を広げ張っている様子を見ると一見簡単そうに感じます。しかし実際に試してみると伸びた壁紙は、破けてしまったり、曲がってしまったりと思った以上に扱いが難しく、研ぎ澄まされた職人技に圧倒されました。
参加者の皆さんの声をもとに、壁紙をはがす時のコツやトイレのパイプ周辺の壁紙の張り方などを教えていただきました。これまで困っていた課題を職人の視点で解説してもらい、「そうだったのか…!」と新しい視点を楽しんでいるようでした。
講座終了後、山﨑さんに表装(壁装)の世界に入るきっかけを伺いました。高校卒業後、不動産仲介業の会社員時代に、完成前の物件にオーナーを案内した際に、ちょうどクロス張りの作業が行われているところだったそうです。「お客様がクロスの張られた部屋に感動している様子を見た。良い仕事だなと、心に残っていた。」といいます。その出来事があってから職人の世界に飛び込むまでに10年くらい悩んだそうです。思い切ってやってみようと思い親方のもとで見習いから始め、初めて実際にクロス張りをやってみたら“楽しかった記憶”が、一歩を踏み出すきっかけになったそうです。親方のもとで働いている時には道具を家に持ち帰って、練習をしながら“答えがない”職人世界にのめり込んでいったと言います。
さまざまな現場をこなし、自分なりの美しさを実現可能なものにしていくなかで「“答えがない”からこそ、一般的な基準として認識されている資格を取得してみたりした」と探求することを厭わない姿勢が印象に残っています。クロス張りをしているときも、お話を伺っている時も、生き生きとしている山﨑さん。その人柄も影響しているのでしょうか、クロス張り以外のことも頼まれることが増えていったといいます。「今はリフォーム業も手掛け始め、なんでもやってみるようになった」とおっしゃっていました。それは山﨑さんの根幹にある“向き合うことを楽しく感じるスキル”が影響しているのではないかと感じました。「山﨑さんは、これからどうなるのだろう…?」と気になってしまうほど魅力に満ちた方が、マイスターになられるのかもしれません。クロス張りに困ったら【株式会社サンユウ】にぜひ相談してみてくださいね。
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