5月29日(日)鳥海山の麓にある日向地区で「お米作りのお手伝いワークショップ」を開催しました。
田植え編・管理編・稲刈り編の全3回の内、今回は「田植え編」です。
今回のワークショップではお米作りの工程や品種について学んだり、田植え機の操作、稲を運ぶお手伝いをしました。
田植えをした場所は、標高200mの山にある眺めの良い田んぼです。
田んぼへの道中、滝がある御滝神社に寄り道をしてみんなでお参りをしましたよ。
田んぼに到着したら、早速作業開始です。
まずは、稲をそねからトレーに移し、田植え機に積み込みます。
差し込み方、トレーの向き、トレーに乗せた稲を置く場所など、効率よく作業をするためのコツをたくさん教えていただきました。
田植え機に稲を積んだら、いよいよ田植え機の操作をします。
講師の農家さんに一緒に田植え機に乗っていただき、操作方法を教わりました。
田んぼは一見平らに見えますが、土の中に石などが埋もれていて真っすぐ進むのがとても難しいんですよ。
田植え機の操作後は、自分で植えた苗と記念撮影をしました。
植えられた苗の列には、参加者皆さんの個性が出ていて、とても盛り上がりました。
午後はスマート農業について学びました。
ドローンを使って薬を散布したり、アプリで田んぼの位置情報を管理したり、現代の農業ではデジタル化が進んでいることを知りました。
田んぼはたくさんありますが、高齢化が進み担い手不足となり、デジタルで効率よく作業を行わないと、とても間に合ないそうです。
今回のワークショップは市街地からの参加者さんが多く、日向地区の方との交流も楽しんでいただけました。
泥んこがつくハプニングもありましたが、笑顔溢れるワークショップでしたよ。
参加してくださった皆さん、ご協力してくださった株式会社 和農日向の皆さん、ありがとうございました。
次回は夏に「管理編」の開催を予定しています。
田植え編に参加されていない方も楽しめる内容を企画しています。
ぜひ、たくさんの方にご参加いただき、農業の楽しさ、大切さ、大変さを体験していただきたいと思います。
次回のお知らせをお楽しみに。
今回、ワークショップにご協力してくださった「株式会社 和農日向」さんは、地域の農業を守るために日向地区で生まれました。
一人では農業をすることが大変な中山間地で、これまで地域の農業を守り続けてきた農家さんと一緒に「地域の農業」「地域のお米」を育てています。
株式会社 和農日向
https://wano-nikko.localinfo.jp