こんにちは
本日は、6月3、4日の二日間行われましたワークショップ「梅シロップづくり」講習会について、ご紹介致します。
茨城県大洗町にございます(株)吉田屋 八代目大山壮郎様を講師にお招きし、茨城の梅を使った梅シロップづくりを行いました。
今回ご用意頂きました梅は、霞ケ浦の梅園で収穫されたもの。2Lサイズと大きな梅でございました。
まず初めに、生梅を洗浄し、ヘタを取ります。
みなさん、このヘタ取りが楽しそう。
ひとつひとつ梅の水気を取ります。しっかり水気を取らないと、カビが発生したりするそうなので、とても大事な仕事ですね。
綺麗になった生梅を、密封ビンに入れていきます。一段いっぱいになったら、お客様が選んだ砂糖(グラニュー糖または三温糖)を入れていきます。一段目の梅が砂糖に隠れたら、またその上に残りの梅を載せていき、残りの砂糖をかけていきます。
グラニュー糖で仕込まれた梅シロップは、すっきりとした味わい、三温糖はコクのあるまったりとした味わいに仕上がるそうです。
生梅と砂糖を入れたビンに封をしたら、これで今日の作業はおしまいです。あとは、ご自宅で、毎日ビンを良く振って混ぜ合わせること。このお仕事を怠ると、カビが発生することも。万が一カビが生えてしまった場合は、浮いているカビを取ってください。また、泡が発生したら発酵しているそうです。その際は、鍋にあけ、加熱殺菌が必要になります。そうならないように、毎日必ず振りましょう。
ちなみに、こちらは4日に仕込んだものです。(6/8現在)皆様の梅シロップは、どんな感じでしょう。
今回仕込んだものは、10~14日で完成します。その時、しわしわにならなかった梅は、召し上がることができますが、しわしわになった梅は美味しくないそうです。ご注意くださいね。
出来上がった梅シロップが、大変濃いので6~7倍に水や炭酸水で薄めてドリンクとして飲んだり、無糖ヨーグルトに混ぜて召し上がったり、楽しみ方はいろいろ。これからの季節にはかき氷のシロップとしてもオススメだそうです。
お買い求め頂きました密封ビンは繰り返し使えます。是非、梅が採れるこの季節に、何度もチャレンジしてみてください。
この二日間、講習会に参加して下さった方々、誠にありがとうございました。講師の大山さんと共に、皆様の楽しそうな笑顔に出会えて、スタッフも幸せを頂きました。写真撮影にもご協力頂き、ありがとうございました。
皆様の梅シロップが、最高級のものになりますように。
無印良品 ヨークタウン水戸