【東京有明】有明をありく #1 玄関

無印良品東京有明2階入り口の写真

その他

2021/06/05

はじめまして。
無印良品東京有明2Fのスタッフです。


タイトルの「ありく」は漢字で「歩く」と書きます。
古典用語で「ありく」はただ”歩く”という意味だけでなく、”動き回る””行き来する”という意味や、使い方によっては”ずっと~して過ごす”という意味で用いられていました。

このおたよりでは、無印良品東京有明を毎日動き回っているスタッフだからこその視点や、”そんなこともあったのか”という新しい発見、またちょっとした商品の紹介などなど、無印良品の商品を買いに訪れるだけではなく、プラスαで目的をもってお越しいただき、ずっと東京有明で過ごしたくなるような、そんな発見と驚きのある情報をお届けしたいと思っております。


第1回目となる今回のおたよりでは、お店に入ってすぐの場所、そう『玄関』についてお話ししたいと思います。

関東最大級の住空間売り場面積を誇る店舗であるが故にワクワクな気持ちが抑えきれず、中まで先立ってしまう気持ちはとてもよくわかります。
 
2階の入り口を入ってすぐにあるオブジェの写真

しかしながら、入り口に着いたらほっと一息。
そこには何か古びた物体が。

当店には1Fと2Fの2か所に入り口がありますが、どちらにも昔使用されていた建材や家具が展示されています。
じっくり見てみたらとても面白いです。
2階入り口入ってすぐある古いオブジェのアップ写真
 
2階入り口入ってすぐある古いオブジェのアップ写真
 
2階入り口入ってすぐある古いオブジェのアップ写真
 
2階入り口入ってすぐある古いオブジェのアップ写真

奥から少し顔を出している障子が私のお気に入りです。
幼い頃は障子がハシゴにでも見えたのでしょうか、障子に登って骨組みをボキボキと折っては、親を困らせていたこと思い出します。

現在でも住宅に用いられている障子ですが、その歴史は古く、起源は平安時代末期にまで遡ります。
当時、室外との隔ては頑丈な木の引き戸が主流でしたが、1枚の紙を貼ることで“隔て”と“採光”という2つの機能を併せ持つようになった障子はとても画期的なものだったようです。

約1000年もの間その流行が治まることはなく、住まいの一部として役割を果たしてきた障子は、和紙の色や縦横にはしる木材、そして自然味溢れる素朴な暖かさは見ているだけで安らぎを与えてくれます。


皆さんのお気に入りはどの展示でしょうか。訪れられた際はぜひじっくりとご覧ください。


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