【東京有明】ヴィンテージチェアのある暮らし|artekスツール

部屋の中にあるスツール

MUJI Support/インテリアアドバイザー

2022/08/21

必要なものだけしか持たないくらし、ミニマリストのようなシンプルなくらしにはあこがれますが、実際は部屋の中が殺風景になって寂しい気持ちになってしまうのでは、と心配になります。今から100年前にも同じようなことを考えていたデザイナーがいました。
 
100年時代を先取りしたその人物は20世紀の北欧デザインを代表する建築家アルヴァ・アアルトです。アアルトは新しい素材や技術を活かした機能的でシンプルなデザインを目指しながら北欧の大自然のように有機的で温もりのあるくらしを大切にしました。
 
スツール
 
彼が残した数多くのプロダクトの中でも1933年にデザインされた「スツール60」は現代の「シンプル」なくらしにも全く違和感なく溶け込む「シンプル」デザインのお手本です。無駄を削ぎ落とした幾何学的な形と最小限の材料、新しい曲木の技術と手触りの良い木材が組み合わされています。
 
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スツール天板と足アップ
 
世界中で愛され続けて製造台数はなんと累計800万脚以上。20世紀から21世紀にわたる名作となった「スツール60」ですが、その800万脚の中で1960年代に製造されたと推定される1脚が今、有明にあります。60年の歳月を経てなお衰えないシンプルさと温かさが感じとれるこの一脚はまさに20世紀デザインの生きる記念碑です。
 
スツールと影


<artek スツール60>
Stool 60
1960年代 フィンランド Alver  Aalto (アルヴァ・アアルト)
カバ材 ラッカー塗装
消費税込み 107,800円


 【リンク】
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