皆さんは、自分の感情とどういう風に向き合っているでしょうか。
12月20日、当店では、当事者研究の活動に取り組む
江連麻紀(えづれまき)さん、向谷地宣明(むかいやちのりあき)さんを講師にお招きして、
「心の中にいるキャラクター」をかこう~子ども「自分のこと」研究所〜 vol.1を行いました。
「当事者研究」というと、なんだか難しそうですが、自分が自分自身の研究者となって、日々の悩みごとや困りごとに向き合い、
一人ひとりの「自分の助け方」を見つけていこうというものです。
今回は「心の街」をテーマに、自分のさまざまな感情をキャラクター化してみました。
ちゃんと描いてもらえるかな? うまくサポートできるかな?
そんな大人たちの不安をよそに、どんどん手を動かしていく子どもたち。
にこにこちゃん、かなしみちゃん、ウキウキさん、おどりさん、
ねむねむさん、さむさむさん、はずかしさん、フシギくん……
他にもたくさんの「心の街の住人」たちが生まれていきます。
「どんな時にやってくる?」
「大きさはどれくらい?」
「そんなに大きいなら、重いんじゃない?」
「どうしたら、いなくなる?」
「もしかして、増えたりする?」
「いなくなるときは、どんなかんじ?」
そんな問いかけのひとつひとつに、思いも寄らない返答が返ってきて、
子どもたちの発想の豊かさには、驚かされるばかり。
ポジティブな感情にまつわる住人はもちろん、イライラ、ムカムカ、悲しみといったネガティブな感情にまつわる住人たちにも、
愉快で、愛らしく思える要素が見つかっていきました。
子どもたちが、自分の心の動きに素直に、ユーモアを交えながら表現する姿を間近で見させてもらいながら、
なんだか大人になるにつれて、無意識に感情に蓋をしたり、そんな感情はないかのように振る舞ってみたり、
自分の感情に向き合うことを避けていたなと、考えさせられるものがありました。
イベントの合間に振る舞われたサンドイッチは、ボリューム満点。
みんな、めいっぱい口を開けてかぶりついていました。
「次はいつ?また参加したい!」「おうちでも描いてみる!」という嬉しい声もあり、
大盛況のうちにイベントを終えることができました。
詳細は未定ですが、次回の開催も検討中です。
ぜひ、無印良品 東京有明からの情報をチェックしてくださいね。
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