【東京有明】宝探しに、きてください。

20210123

売り場・サービス紹介

2021/01/25

こんにちは、東京有明おたより担当です。

みなさん、2階の書籍売り場の一角に「古紙になるはずだった本」、「捨てられるはずだったCD」の販売コーナーがあるのをご存知でしょうか。

今日はそんな古き良きものたちの宝庫とも言える売り場をご紹介します。
 
20210120

見てください。
ずらーっと並んだ昔の本。

無印で古本の販売?と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
でもきちんと理由があるんです。
 
20210120

日々、それはそれはたくさんの本がつくられています。
しかし、その裏側では、同じくらいたくさんの本が古紙回収へと回されているのが現状です。

「せっかく本としてつくられたものは 最後まで本として読んでもらいたい」

そんな思いで、一冊でも多く、みなさんにお届けしたいと思っています。
 
20210123

CDも同じです。
本が少し破れてしまっていても読むことができるのと同じように、CDも盤が傷ついていなければ聴いて楽しむことができますよね。

CDの中古市場では毎日値がつけられなかったものがたくさん捨てられています。
モノ自体に価値がないのではなく、需要と供給のバランスが原因で値がつかないものが大半。
 
20210123

つくりすぎてしまったから、捨てる。
そのやり方を、今、考え直すべきなのではないでしょうか。

・・・と、ここまで少し熱く語ってしまいましたが、このおたよりを読んでくださったあなたにお伝えしたいことはただ一つ。
「宝探しに、きてください」
 
20210120
 
20210123

気になった曲はその場でCDプレーヤーにいれて聴くこともできます。

盤をクリーニングし、傷ついたケースを交換。
そんなひと手間を加えただけなのですが、なんだか魅力的に見えますよね。
 
自分が生まれる前につくられた小説やメロディーに触れると、過去にタイムスリップしたような気持ちにもなったり。
古いというだけで、時代を超えておもしろいもの、うつくしいものはたくさんあります。

先日のおたよりでもお伝えしたように、じつは東京有明という新しいお店の中は、何もかもが新品ピカピカというわけではないんです。
来てくださる皆さんが、今の良いものだけでなく、昔の良いものとも出会える空間になれたらいいなぁと思っています。
 
東京有明にお立ち寄りの際は、ぜひ覘いてみてくださいね。
ちょっとした宝探しに。
新しい世界との出会いが、きっと待っていますよ。
 
20210120

無印良品 東京有明