【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

MUJI BOOKS

2021/12/05


無印良品近鉄四日市では、MUJIBOOKSのコーヒーマシン横の黒板にて、お客様に紹介したい‘今日のずっといい言葉”を選んでいます。

四日市から見える御在所岳も初冠雪して、鈴鹿おろしが吹く日は寒さもつのる四日市です。
みなさん、いかがおすごしですか。

本日は、古書売場隣にある毎月の特集売場が、変わったのでお知らせします。
 
【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS



12月の特集は、『贈りもの絵本』です。

今回の4つのテーマは、「しかけ」・「ふゆのおはなし」・「BOOKGIFT」・「贈る物語」です。
 
【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS


その中の「しかけ」のテーマよりこの本を紹介します。

「ママのスカート」

文:   キャロル・フィブ
絵:   ドロテ・ド モンフレッド
訳:   木村 カエラ
発行所: ㈱千倉書房
価格:  1,650円(税込)

赤と黒と白しかない絵本の世界は、シンプルだけど、おしゃれです。

ママのスカートの中が大好きな男の子から見た世界は、希望と愛にあふれています。
読んでいて、母のスカートをよくにぎりしめていた幼い頃を思い出しました。

ママのスカートの中も絵本の中で描かれていますが、ページの中のスカートをめくらないと見えないので、ちょっぴり恥ずかしいです。
ぜひみなさんもこそっと、ママのスカートの中をのぞいてみてください。
幼い頃の自分を思い出すかもしれません。

もう1冊は、「贈る絵本」より

「イワンの馬鹿」
作:    レフ・トルストイ
絵:    ハンス・フィッシャー
訳:    小宮 由
発行所:     KTC中央出版
定価:   1,760円(税込)


こちらの絵本は、子どもの頃に絵本で読んだ人も多いと思いますが、当店のスタッフも絵本で読んだけど、内容は覚えていないねという話からBOOKS Mは、最初から最後まで読んでみました。

「イワンの馬鹿」ってこんな本だったの。
というのが第1印象ですが、イワンの徹底した非暴力と手を使って働かないものは生き残れないけれど、助けを求めるものは見捨てないという一本筋の通った論理は、強欲で身勝手な兄たちを何度も救い、養い、さらには何度も誘惑してきた3匹の悪魔もあきらめて滅びてしまうのです。

いやこれって馬鹿ではないですよね。
どんなに誘惑されても、富も名誉もいらないというと、まるでお釈迦さまかキリストか仙人か。

BOOKS Mならころっと誘惑に落ちそうです。

トルストイの作品は、「戦争と平和」が有名ですが、絵本のようで、絵本でない「イワンの馬鹿」もぜひ読んでみてください。

こちらの本は、古書売場横の12月の特集本『贈りもの絵本』の売場にあります。

無印良品近鉄四日市にお買い物に来たときには、MUJIBOOKSもぜひ来て下さいね。

あなたの大切な人に贈る絵本に出会えるかも。