こんにちは、無印良品 近鉄四日市の食品担当です。
本日ご紹介するのは、 『 不揃いりんご 』 です。
近鉄四日市では12月18日(金)より『りんご』を販売しています。
昨年、無印良品では30店舗で『不揃いりんご』を販売いたしました。
味に変わりはないのに、軸が取れているから、色ムラがあるから、キズ、シミがあるから、といった理由で「規格外」にされる農作物。
見映えは悪くても、おいしいものはおいしいと、食べて実感してほしい。”おいしい”の基準を変えていきたい。
そういった取り組みの一歩として、昨年12月、無印良品では規格外品にされた青森県産のりんごをあえて生のまま販売しました。
今後、国内の農業人口の減少や高齢化が進むにあたり、おいしい農産物をこれからも国内でつくり続けていけるようにするためには作業負担を少なくしながら作るノウハウや無駄の少ない流通の仕組みの開発が必要です。
無印良品がこのりんごを販売し、”おいしい”の基準を変えていくことで少しでもその一端が担えたら…と考えました。
生産者からは、綺麗に形よく作ったり選別するのが当たり前だったので、その作業をしないのは手抜きだと思われないか?という心配の声もいただきましたが、上記の無印良品の思いを汲み取っていただき、ご協力いただきました。
こういった経緯で今年収穫できたりんごを全国80店舗で販売します。
今回、近鉄四日市で販売するりんごの品種は「サンふじ」です。
正式な品種名はふじですが、ふじの中でも太陽の光を浴びた状態で栽培されたふじを「サンふじ」、果実に袋をかけて栽培したものは「ふじ」または「有袋ふじ」として販売されています。
ふじ(サンふじ含む)は日本のりんごの生産の約50%を占める代表的品種。
収穫期は11月でりんごの中では一番最後に旬を迎えます。
サンふじは太陽の光を浴びる事で甘みが強く、りんご本来の香りやコクがあり、蜜が入りやすく、果汁が多いのが特長です。
一方、蜜があることで貯蔵性は低く、出回るのは長くても3月頃までです。
今回販売するりんごは、正規品以外にも「キズ、スレ、変形、軸無し、軸割れ、青味、シブ」など、市場には流通しない、規格外も含みます。
いずれも見た目から判断すると味、品質に不安を覚えるものもあるかもしれませんが、おいしさに変わりはありません。
こちらのりんごは、Cafe&Meal MUJIで使用されています。
(冬季限定のスイーツ、「アップルパイ」など。)
今すぐに召し上がりたい方は、是非、Cafe&Meal MUJIでお試しくださいね。
1個の価格は100円です。(税込価格)
12月18日(金)から期間限定で販売致します。
なお、数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。
今だけの限定のりんごです。どうぞお試しください。
また今後スタッフの考えたりんごを使った「アレンジレシピ」をおたよりにて紹介します。
お楽しみに。