【近鉄四日市】12月7日(土)『亀山市坂本棚田の稲わらを使ってしめ縄をつくろう』|イベントレポート

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2019/12/15

12月7日(土)『亀山市坂本棚田の稲わらを使ってしめ縄をつくろう』のイベントレポートです。

今年、三重県亀山市にある日本棚田百選にも選ばれた「坂本棚田」で田植え、草取り、稲刈りとこれまで三回のイベントを開催しました。

そして一年の締めくくりとして、坂本棚田の稲わらを使ってのしめ縄づくりをおこないました。

今回は坂本棚田のある近くの野登地区の方を講師をお迎しました。

稲わらの準備もお手伝いして頂き、しめ縄づくりが楽しく、そしてキレイに作れるように用意してくれました。

とても香りがよく、これでしめ縄をつくったら良い年を迎えられると思いました。

 

ではレポートです。

今回のしめ縄づくりですが参加の半数は今年、田植え・草取り・稲刈りに参加いただいた方です。

実は田植えを行った5月の時点で12月にしめ縄作りを行うことはすでに参加された皆さんお伝えしていました。

それだけに今回、5組のご家族が参加してくれてとても嬉しかったです。

 

しめ縄づくりですがまず本体部分になるところから作っていきます。ここがとても難しく力を入れるので2人から3人で作業をします。

1人が稲わらを手で握ります。そしてもう1人が稲わらをねじっていきます。

ここで難しいのは1本をねじりながら同時に2本の稲わらを束ねていきますのでとても力が要ります。

私も練習しましたが慣れるまでに少し時間が必要でした。

そうしてしめ縄の土台になる部分が出来てくると、次は飾りを付けていきます。

紙垂(シデ)という半紙がカミナリのような形をしたものを金色のテープでくくります。だんだんしめ縄らしくなってきました。

最後にしめ縄本体の真ん中に南天とウラジロを付けます。これでしめ縄が完成です。

参加された皆さんも初めてのしめ縄づくりをとっても楽しんでしました。

最初の稲わらをねじる工程ではとても大変そうな表情をしていましたが、出来上がったしめ縄を嬉しそうに眺めていました。

そして参加者同士で笑顔でお互いの作品を見ながら、「このしめ縄で来年は良い年を迎えることができそうだ」と仲良く話していました。

講師の方たちも参加者の方がしめ縄づくりを楽しんで作ってくれて嬉しかったとおっしゃっていました。

 

では最後に恒例の集合写真です。

家族で参加された方が多く皆さん1年の締めくくりに良い準備が出来たと言ってくれました。皆さんありがとうございました。

田植えからしめ縄づくりまで1年とおして感じたのは、お米づくりに掛かるエネルギーと時間は本当に沢山です。

それと同時に自然に対する感謝や、人と人とのつながりなど、当たり前すぎて気づかない事に改めて気付かせられる事ばかりでした。

お米づくりを通して得た知識や経験は参加した皆さんにとってかけがえのないものになったのではないでしょうか?

 

来年度の活動はまたfrom MUJIにてお知らせします。ぜひお楽しみにしていてください。

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