【近鉄四日市】坂本棚田について|亀山市

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2019/04/19

本日は亀山市にある「坂本棚田」についてのお話しです。今回、なぜ亀山市 坂本棚田に行ったかというと、ある理由があります。

それは、日本の「棚田百選」にも選ばれた場所だからです。
棚田百選には全国117市町村・134地区の棚田があり、その中のひとつが「坂本棚田」です。

 

棚田といっても知らない方も多いかと思います。簡単にご説明しますね。
「棚田」とは、傾斜地につくられた田んぼのことです。

水平な田んぼが規則的に階段のように集まっている一帯を「棚田」といいます。上から見た風景はとてもきれいで素敵です。

 

ただし、この棚田を維持するための耕作や維持、管理はとても大変だそうです。

周辺地域の高齢化や過疎化で、棚田の耕作放棄地が増えているのが全国でも深刻な問題となっています。

このように棚田が失われていくことに対して、近年各地である政策がおこなわれています。

それは、都会に住む人を対象に棚田を貸し出す「オーナー制度」を導入するということ。この政策は近年、活発になってきているそうです。


無印良品としても、千葉県の鴨川市をはじめ、全国各地で棚田の保全を目的にした取り組みをおこなっています。

そこで、無印良品 近鉄四日市店は坂本棚田保存会と合同で、5月4日(土・祝)に田植えのイベントを初めて開催します。


タイトルは『亀山市 坂本棚田で自然をたのしもう!~みんなで元気にお米づくり(田植え体験)~』です。

タイトルの中の「元気に」という言葉は、棚田保存会の自治会長の方のお言葉です。

坂本棚田をはじめ、イベントに参加してくださるお子さんが元気になって欲しいという想いがこめられています。

 

イベント当日は坂本棚田の魅力や歴史を、地域の方からお話しをしてもらいます。

みどり豊かな見晴らしの良い高台での食事、その後に田植え体験を行います。

シンプルな内容ですが、日常の慌ただしさの中で忘れかけている土の感触や鳥のさえずり、田植え体験を通して食物をつくることの大切さや大変さを学ぶ良いきっかけになればと考えます。

今回のイベントは1年通して、今後も草取り、稲刈り、しめ縄づくりと皆さんで楽しめる内容を用意していく予定です。

詳細はfrom MUJIにて随時配信していきます。お楽しみにしてください。


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