【銀座】HOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONが開催されましたpart1｜イベント担当
2022/07/29
みなさん、こんにちは。
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。
不定期で銀座から海外店舗の情報を発信していますが、今回は第一弾として無印良品の「陽の家」が展示されたHOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONの展覧会について報告します。
第二弾では陽の家について、第三弾では展覧会ディレクターの原研哉氏のコメントを紹介します。
みなさん、HOUSE VISIONとは何かご存じですか。
HOUSE VISIONとは、「家」を多様な産業の交差点と考え、産業の新たな成長点を見出していく展覧会です。
2011年より建築家・クリエイター・研究者・企業・行政との対話を重ね、2013年、2016年に東京展、2018年に北京展、そして2022年5月、会場を韓国ソウル郊外に移し、HOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONを開催しました。
HOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONのテーマは『農』です。
農とは「植物が太陽を保存して食べ物にすること」。農の観点から今の世の中を見たとき、果たして、私たちが望む人生と満足とは何だろうかと考える。
今年のHOUSE VISIONでは高効率のハイテク農業と、技術を基盤とした理想的な形態と都市外郭の生活文化に焦点を当て、農業生産を成し遂げました。
今回の開催パートナーであるMANNA CEAは、養殖と野菜の水耕栽培を合理的に組み合わせて効率の高い農業生産を実践してきた企業です。
「アクアポニックス（有機農環境にやさしい水耕栽培技術）」と呼ばれる農法を採用し、単位面積当たりの収量は従来の農法より20倍ほど高く、使用する水の量は約10分の1に減りました。また野菜をインターネットで簡単に購入できるように独自の販売経路をつくって高い付加価値と収益を生み出しています。農薬や化学肥料を全く使わないきれいな農法のイメージや旬の野菜、ハーブなど食材の新鮮さをアピールし、消費者にとても好評となっています。
新しい巨大温室農場が展示会の役割を果たし近未来郊外産業としての農業や地域民の生活、コミュニティなどをどのように構築できるかをテーマに展示場を設計します。この展示のために実際の建築物を立てました。その数が多いわけではありませんが、いずれも仮建築物ではなく永久建築物であり、展示後も実際に使用する予定です。
今回のHOUSE VISIONでは農やこれらを取り巻く先端技術の可能性を最大限に柔軟かつ、肯定的に見ていきたいと考えています。都市に集中した現代生活を、逆に郊外の視点に切り替え、一様な角度から未来を検討してみるということです。
特にフードマイレージは韓国と日本の共通の問題です。大量の二酸化炭素を生産して地球の反対側の食材を空輸するのではなく、本土料理の豊かさや在庫について考えてみることも意味のあることです。遠くの農場から野菜を持ち込むことのなく、小さな家の庭で野菜やハーブを育てる生活から得る「日常の幸せ」について考えることもできます。
HOUSE VISIONが眺める家は身分の象徴ではなく、建築的野心の表現でもありません。HOUSE VISIONが言う家は産業の交差点です。エネルギー、コミュニケーション、移動、物流、コミュニティ、低出産と高齢化、農業、食べ物は全て家を囲む問題です。HOUSE VISIONはこのような視点で家を扱い21世紀半ばに向かって走っていく産業の傾向を展望する展示です。
数千年前、過去から現在を見て、50年後に未来を眺め、今を考えるビジョンを提示します。
いかがでしたか。
次回は今回展示された無印良品の「陽の家」を紹介します。
無印良品 銀座 公式Instagram
商品やお店のこと、地域の情報など、さまざまな情報をインスタグラムでもお伝えしています。
ぜひフォローお願いします。
無印良品 銀座
この機会に、MUJI passportアプリ内で銀座をフォローいただき、from MUJIで配信される情報をお楽しみください。
店舗フォローは店舗検索の画面、または、この記事の上のフォローを押して、エンジ色になるとフォローができたことになります。
店舗詳細のページの場合、フォローの字がエンジの色に変わります。 
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。
不定期で銀座から海外店舗の情報を発信していますが、今回は第一弾として無印良品の「陽の家」が展示されたHOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONの展覧会について報告します。
第二弾では陽の家について、第三弾では展覧会ディレクターの原研哉氏のコメントを紹介します。
みなさん、HOUSE VISIONとは何かご存じですか。
HOUSE VISIONとは、「家」を多様な産業の交差点と考え、産業の新たな成長点を見出していく展覧会です。
2011年より建築家・クリエイター・研究者・企業・行政との対話を重ね、2013年、2016年に東京展、2018年に北京展、そして2022年5月、会場を韓国ソウル郊外に移し、HOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONを開催しました。
HOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONのテーマは『農』です。
農とは「植物が太陽を保存して食べ物にすること」。農の観点から今の世の中を見たとき、果たして、私たちが望む人生と満足とは何だろうかと考える。
今年のHOUSE VISIONでは高効率のハイテク農業と、技術を基盤とした理想的な形態と都市外郭の生活文化に焦点を当て、農業生産を成し遂げました。
「アクアポニックス（有機農環境にやさしい水耕栽培技術）」と呼ばれる農法を採用し、単位面積当たりの収量は従来の農法より20倍ほど高く、使用する水の量は約10分の1に減りました。また野菜をインターネットで簡単に購入できるように独自の販売経路をつくって高い付加価値と収益を生み出しています。農薬や化学肥料を全く使わないきれいな農法のイメージや旬の野菜、ハーブなど食材の新鮮さをアピールし、消費者にとても好評となっています。
新しい巨大温室農場が展示会の役割を果たし近未来郊外産業としての農業や地域民の生活、コミュニティなどをどのように構築できるかをテーマに展示場を設計します。この展示のために実際の建築物を立てました。その数が多いわけではありませんが、いずれも仮建築物ではなく永久建築物であり、展示後も実際に使用する予定です。
今回のHOUSE VISIONでは農やこれらを取り巻く先端技術の可能性を最大限に柔軟かつ、肯定的に見ていきたいと考えています。都市に集中した現代生活を、逆に郊外の視点に切り替え、一様な角度から未来を検討してみるということです。
特にフードマイレージは韓国と日本の共通の問題です。大量の二酸化炭素を生産して地球の反対側の食材を空輸するのではなく、本土料理の豊かさや在庫について考えてみることも意味のあることです。遠くの農場から野菜を持ち込むことのなく、小さな家の庭で野菜やハーブを育てる生活から得る「日常の幸せ」について考えることもできます。
HOUSE VISIONが眺める家は身分の象徴ではなく、建築的野心の表現でもありません。HOUSE VISIONが言う家は産業の交差点です。エネルギー、コミュニケーション、移動、物流、コミュニティ、低出産と高齢化、農業、食べ物は全て家を囲む問題です。HOUSE VISIONはこのような視点で家を扱い21世紀半ばに向かって走っていく産業の傾向を展望する展示です。
数千年前、過去から現在を見て、50年後に未来を眺め、今を考えるビジョンを提示します。
いかがでしたか。
次回は今回展示された無印良品の「陽の家」を紹介します。
無印良品 銀座 公式Instagram
商品やお店のこと、地域の情報など、さまざまな情報をインスタグラムでもお伝えしています。
ぜひフォローお願いします。
無印良品 銀座
この機会に、MUJI passportアプリ内で銀座をフォローいただき、from MUJIで配信される情報をお楽しみください。
店舗フォローは店舗検索の画面、または、この記事の上のフォローを押して、エンジ色になるとフォローができたことになります。
店舗詳細のページの場合、フォローの字がエンジの色に変わります。