こんにちは。
いつもFrom MUJIのおたよりをご覧くださりありがとうございます。
6F MUJI BOOKSより、最新刊入荷のおしらせです。
グラフィックデザイナー・山口信博さんによる『ぼくの始末書』(BON BOOK) が刊行されました。
『ぼくの始末書』
山口信博 著
価格:3,600円(税込)
刊行日:2024年11月1日
発行元:BON BOOK
山口信博は、グラフィックデザイナーであり、アマチュア・プリンターで、折形研究者で、神職で、古物蒐集家で、俳句もたしなむ。
そんな余技の人が趣味を統合して「始末」をつけようという本です。
山口さんの長年の趣味である俳句と活版印刷。
本書には、「方眼子」の俳号を持つ山口さんが、母の四十九日に詠んだ句「かなかなの七七四十九日かな」の制作過程について詳細に語られています。
他にも、山口さんのこれまでの仕事や制作過程についても詳しく紹介されています。
こちらは、三宿のギャラリー「Capsule」で開催した展覧会「相即の詩学」の様子。
最終日には「断冊式」が行われ、49冊のカルトンが一堂に並びました。
アマチュアプリンターとしても活動する山口さんは、愛機のイギリス製「アダナ85×5」を用いて自身の句集の表紙を印刷しています。
事務所や自宅などの隅に場所を間借りして転々としながら、日々印刷物と向き合いものづくりにいそしんでいるそう。
「 グラフィックデザイナーの余枝として、アマチュア・プリンターであり俳句もたしなんできた。趣味に生きることが、社会に対してのやわらかな反逆だと思ってきた節がある。」
(本書より引用)
形式にとらわれず様々な視点を持ってデザインに向き合う姿は、まさに「やわらかな反逆」を体現している唯一無二の存在。
ぜひ6F MUJI BOOKS店頭にて、ご覧ください。
【著者プロフィール】
山口信博(やまぐち・のぶひろ)
グラフィックデザイナー/1948年生まれ。
桑沢デザイン研究所中退。コスモPRを経て1979年独立。2001年有限会社山口デザイン事務所、同時に折形デザイン研究所設立。主な仕事に住まいの図書館出版局『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、鹿島出版会『SD』のアート・ディレクターなど。著書に『白の消息』(ラトルズ、2006)、『つつみのことわり』(私家版、2013)、句集『かなかなの七七四十九日かな』(私家版、2018)など。2018年「折りのデザイン」で毎日デザイン賞受賞。
山口信博『ぼくの始末書』は、11月上旬から
FRAGILE BOOKSのオンラインストア、全国の
MUJI BOOKS店舗、各地の取扱店で販売開始予定です。
無印良品 銀座 公式Instagram
商品やお店のこと、地域の情報など、さまざまな情報をインスタグラムでもお伝えしています。
ぜひフォローお願いします。
ATELIER MUJI GINZA 公式Instagram
ATELIER MUJI GINZAは、良品計画初の複合的なデザイン文化の交差点。
展覧会やイベントなどの情報を、インスタグラムからもお伝えしています。
無印良品 銀座
この機会に、MUJI passportアプリ内で銀座をフォローいただき、from MUJIで配信される情報をお楽しみください。
店舗フォローは店舗検索の画面、または、この記事の上のフォローを押して、エンジ色になるとフォローができたことになります。
店舗詳細のページの場合、フォローの字がエンジの色に変わります。