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6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2では、2024年5月24日(金)から6月30日(日)まで
『どちらでもあるもの展−古賀充の視点』を開催します。
私たちの身の回りは、様々な「もの」で溢れています。
世界各地で開発や生産が繰り返され、消費する世の中は変わらない一方で、生産者や環境へ配慮したものづくりを行う動きが増えていることなど、「もの」を中心にさまざまな取り組みが生まれています。
今回ご紹介する造形作家・古賀充氏は、暮らしのなかにあるものやことを再発見するように、制作を行っています。
海に流れ着いた流木、落ちている石や葉など、自然がつくるものへの観察からはじまり、それらの視点は、身近な生活の中にも向けられていきます。
紙、ダンボール、プラスチック、ワイヤー、金属、タイル、レンガにいたるまで、「自然物」と「人工物」、それらの対象(素材)へのまなざしが、日常のなかで出会った「もの」として向けられ、分け隔てなく作品に生かされています。
無印良品は、もの、こと、人、社会へと活動を広げています。手を動かし、様々な素材や要素から試行錯誤を繰り返し、そっと暮らしのなかに溶け込むような人々のそばに置いてほしいものを探しながらものづくりを続けています。
本展を通し、ものづくりに込められた視点、日々の小さな気付きや楽しさを見つける機会になればと思います。
何気なく過ごしていると、つい見過ごしてしまいますが、
あたり前のようにすぐそばにあるものをふと見たとき、実はあたり前にあるものは、何一つないことに気がつきます。
全てそこにある理由や流れがあり、生活の道具には人の知恵や歴史、自然には地球の長い年月が結晶のように凝縮されています。
それでいてそこにある木も葉も、石も、コーヒーのカップも何も主張することなくただそこにあるという不思議。
近くにあるけれど特別なもの、特別だけど普通のもの、そのどちらかではなく、どちらでもあるものに、ここにある暮らしの豊かさを感じています。
古賀充 ――展覧会のための打ち合わせメモより抜粋
古賀充
造形作家
1980 年、神奈川県生まれ。
海のそばにある町に住みながら、暮らしのなかで出会うものを作品にしています。
浜辺に打ち上げられる波に削られた丸い石や流木、
散歩する道や公園に立っている木や、様々な形の植物の葉、
どこか遠くの国から運ばれてきたダンボール箱、畑に建っているトタンの小屋。
遠くに行かなくても、知り尽くすことができないものが身近にあるという驚きを感じながら、日々制作しています。
【基本情報】
『どちらでもあるもの展−古賀充の視点』
会期|2024年5月24日(金)― 6月30日(日)
営業時間|11:00-21:00
会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 入場無料
* 営業時間・休館は、店舗に準じます。
会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
主催・企画|株式会社良品計画
空間構成|藤城成貴
グラフィックデザイン|東川裕子
映像|尾原深水
音楽|松野凌祐
施工|東京スタデオ
本展覧会中は、古賀充さんによるワークショップイベントの開催を予定しています。詳細やお申し込みについては
ATELIER MUJI 公式ウェブサイトや SNS で随時お知らせ致します。
無印良品 銀座 公式Instagram
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ATELIER MUJI GINZA 公式Instagram
ATELIER MUJI GINZAは、良品計画初の複合的なデザイン文化の交差点。
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無印良品 銀座
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