【銀座】素材の源流を辿る『渡し舟ーからむしの営み』展 開催のお知らせ|6F ATELIER MUJI GINZA

からむしの営み展

イベント・地域情報/イベント

2023/10/12

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6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2では、2023年11月3日(金) から2024年1月28日(日)まで、「素材の源流を辿る『渡し舟ーからむしの営み』展」を開催します。
 
昭和村の風景

世界各地の営みの中で受け継がれてきた伝統的工芸の多くは、生活様式の変化、作り手の高齢化、後継者不足など、時代の移り変わりとともに様々な課題に直面しています。

『素材の源流を辿る』は、様々な課題に向き合いながらも、昔とかわらない原材料と伝統的な技術で作られる素材や作り手に目を向け、背景を理解するとともに文化として丁寧に伝えることで、共感や新たな価値の創出に繋がるような、ものづくりを紹介していく取り組みです。
 
からむし畑

「からむし」は、苧麻(ちょま)とも呼ばれるイラクサ科の多年草。少なくとも江戸時代より福島県昭和村で、からむしの栽培がおこなわれています。この村で作られるからむしの質は特に高く、「越後上布」「小千谷縮」などの最高級織物の原料として重宝されてきました。しかし、ライフスタイルの変化や過疎化により、代々受け継がれてきた技術を継承する人も少なくなっていきました。

歴史あるこの村でからむしをより多くの方々へ知ってもらう取り組みとしてスタートした「からむし織体験生『織姫・彦星』 事業」に応募し、からむしの営みに魅了され、その後も昭和村でからむしとともに暮らす、渡し舟 (渡辺悦子さん・舟木由貴子さん)の2人。昔ながらの方法で栽培から収穫、織りまで、季節の巡りに応じて植物と向きあうものづくりをおこなっています。
 
からむしの営み展メインビジュアル

今展示は、『季節に根ざしたからむしの栽培』、『渡し舟ーからむしの営み』、そして『これからのからむしを探る』の3部構成です。

この展示を通して、伝統的技術から生まれる素材の素晴らしさとともに、渡し舟が綴る自然との営みを知ることで、これからの私たちの暮らしや社会について考えるきっかけになればと思います。


【基本情報】
素材の源流を辿る
『渡し舟ーからむしの営み』展


会期|2023年11月3日(金)― 2024年1月28日(日)
営業時間|11:00-21:00
会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 入場無料
*休館は店舗に準じます。
会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。

主催・企画|株式会社良品計画
展示協力|渡し舟(渡辺悦子・舟木由貴子)
空間構成|たしろまさふみ
グラフィックデザイン|森田明奈
映像編集・音響|春日聡
映像|記録映画『からむしのこえ』(監督 分藤大翼/製作・著作 国立歴史民俗博物館/2019年)より
協力|須藤玲子/ 柚木沙弥郎 / BUAISOU / 国立歴史民俗博物館
施工|HIGURE 17-15 cas

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