こんにちは。
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『愛すべき日本のお菓子』展の会期は残り10日ほど。
この機会をお見逃しなく。
今回は会場で紹介しているお菓子の名前についてのお話です。
土地の素材を活かし、文化と結びつきながら、発展してきた日本のお菓子たち。
名前の由来を辿ると、それぞれのお菓子がどのようにはじまったのかが見えてきます。
その土地ならではの自然にまつわるものや縁起を担いだもの、つくり手の願いが込められたものなど実にさまざま。
背景を知って食べるお菓子はまたひと味違うかもしれません。
ここでは3つのお菓子に絞り、名前の由来をご紹介します。
山親爺(千秋庵)
スキー板を履いた熊が鮭を背負う姿が印象的な洋風煎餅。
昔から北海道の山野を我が物顔で歩いていた熊の愛称から名づけられています。
あわまんじゅう(小池菓子舗)
文政元年(1818年)に発生した大火により、円蔵寺の堂塔伽藍や集落が被害に。
復興に取り組んだ当時の住職が門前の菓子職人につくらせたあわまんじゅうには、粟を材料に使用し「二度とこのような災難に【あわ】ないように」との願いが込められています。
虎家㐂(玉英堂)
現当主が産まれた際、3代にわたり寅年が続いていたことから考案された虎家㐂。
寅年が3代続くと子孫繁栄と言われる中国の故事から、「虎(年)の家が㐂(喜)ぶ」と書いて「とらやき」と名づけられました。
小さいころから食べていたお菓子にも、実はまだまだ知らないエピソードがあるかもしれません。
ぜひこの機会に、気になるお菓子や大好きなお菓子について、知識を深めてみてはいかがでしょうか。
会期は4月23日(日)まで。
残りわずかとなってまいりました。
引き続き、皆さまのご来場をお待ちしております。
【基本情報】
『愛すべき日本のお菓子』展
会期|2023 年 2 月3 日(金) ― 4 月 23 日(日)
時間|11:00-21:00
*休館は、店舗に準じます。
*会期や時間などの予定変更が発生する場合がございます。
会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2 入場無料
主催|株式会社良品計画
協力|長尾智子
グラフィックデザイン|東川裕子
展示品協力|紀文堂総本店、大手饅頭伊部屋、九重本舗玉澤、合資会社松華堂菓子舗、菓子処 大口屋、柏屋、髙林堂、平戸蔦屋、木挽町よしや、わかさいも本舗、有限会社かぶら煎餅本舗、すずめや、菓匠 菊家、亀屋良永、塩五、株式会社船橋屋、総本家 河道屋、鈴懸、有限会社エビス堂製菓、明石屋、(有)大阪屋、纏せんべい、水田玉雲堂、大黒屋鎌餅本舗、西川屋老舗、言問団子、玉英堂、うさぎや、株式会社総本家田中屋、越後鶴屋 おもちや、みすゞ飴本舗 株式会社飯島商店、丸芳露本舗 北島、とちの実煎餅 千寿堂、田中屋せんべい総本家、南部せんべい乃 巖手屋、甘味おかめ、有限会社 風月堂、御堀堂、亀澤堂、ちもと、あみだ池大黒、ゆしま花月、郡山銘菓庵 大黒屋、聖護院八ッ橋総本店、羽二重団子、有限会社菊見せんべい総本店、有限会社今昔庵、有限会社小池菓子舗、浅草 亀十、合名会社奈良屋本店、千秋庵、美濃忠、MATSUZAKI SHOTEN、御菓子司 中里、備前屋、小男鹿本舗 冨士屋、日光人形焼みしまや、彩雲堂、たいやきわかば、久つ和堂総本店、おきな堂、えがわ、最上屋、榮太樓總本鋪、亀屋陸奥、長命寺桜もち 山本や、志”満ん草餅、炭火焼草加せんべい田倉屋、大黒屋民芸店、なが餅笹井屋、(株)萬々堂通則、萬年堂、宝来屋本店、日本橋 長門、梅園 菓子処、小島屋泰芳、名物人形焼本舗板倉屋、小ざさ(順不同)
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