【銀座】11月29日(金)より「考える。益子の新しい伝統に向けて」展がはじまりました|6F ATELIER MUJI GINZA

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売り場・サービス紹介

2019/12/10

無印良品 銀座6FにあるATELIER MUJI GINZA Gallery1では、11月29日(金)より「考える。益子の新しい伝統に向けて」展がはじまりました。

 

本展では、益子町と民間の作り手が共同でデザイン企画開発を行うMASHIKO Productとの協働による「栗の木プロジェクト」をスタートしました。

「SAMOS」
はじまりは、マーリが1970年代にダネーゼ社のため、磁器工房の職人とともに手がけた器のシリーズ<SAMOS>でした。
その手法とは、作家による工芸的な手仕事でも、工業製品でもない、職人とデザイナーが対等に対話することによってクオリティを生み出す手仕事のあり方でした。
私たちは、その哲学から発想を得、独自のワークショップの実験を行なっています。

 

デザインと手仕事を結ぶことで新たな益子焼の可能性を探る本プロジェクトは、益子で行われた6日間のワークショップの中で陶芸家とデザイナーらとの対話から、手仕事の価値や伝統とは何かを考え、より良いものづくりに繋がっていく場を目指しました。

ワークショップは、まず土に触れてみるところから始まります。
たたらと呼ばれる板状の粘土を使用し、帯状にカットした粘土を編んだりねじってみたりと試行錯誤の連続です。
強度や形態、窯で焼くにあたり気をつけることなど、デザインに加え実用性の高い器を作るために現場では様々な議論が交わされました。

本展示では、素焼きの状態のものから益子の伝統的な釉薬を使った陶器までが約150点、制作方法ごとに並びます。
中には制作に至るまでの図面資料から、使用した道具、ひびの入った失敗作まで、制作の過程が伺える試作品も一堂に会します。

Gallery1の隣に面したLoungeでは、ワークショップの過程を記録した映像もご用意しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

展覧会初日に開催されたオープニングレセプションでは、MASHIKO Product、ワークショップにご参加の皆様をお招きし、本ワークショップのプロセスや制作する際のエピソードなどについてお話しいただきました。
会場ではMASHIKO Productの濱田友緒さん、大塚一弘さんの大皿に陶芸家の濱田庄司さんのお気に入りだった「赤羽まんぢう」と栃木の名産のイチゴを盛り付け、ご来場のみなさまに振る舞い、お陰さまで大盛況となりました。


 
今後のイベント開催のお知らせは、ATELIER MUJI GINZA公式サイトにて配信いたします。

本展は2020年3月8日(日)まで開催いたします。
プロジェクトはまだ始まったばかりですが、製品化を目指し今後もワークショップを継続していく予定です。
伝統や益子焼、プロダクトデザインの未来について皆様に考えていただく機会となれば幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

ATELIER MUJI GINZA公式サイト
公式サイト|https://www.muji.com/jp/ateliermuji/
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無印良品 銀座

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