【銀座】7月28日(金)からGallery1にて「長く生きる。”DNA”を繋ぐ50脚の椅子」展がはじまります|6F ATELIER MUJI GINZA

キービジュアル画像:7月28日(金)からGallery1にて「長く生きる。”DNA”を繋ぐ50脚の椅子」展がはじまります|6F ATELIER MUJI GINZA

売り場・サービス紹介

2019/07/02

無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1では、7月28日(金)から11月24日(日)までの122日間「長く生きる。“DNA”を繋ぐ50脚の椅子」展 ―永井敬二コレクションよりーを開催いたします。


本展では、モダンデザインの歴史上、もっとも長く生産が続けられている一脚の椅子を原点に、その “DNA”を未来へ繋ぐ50脚を展示いたします。

 

「No.14」ゲブリューダー・トーネット社 1859年 ※年代はデザイン年です


ものがたりの始まりは、曲木技術によって量産の礎を築いた「トーネット」社の1859年モデル「No14」。それは、ムダを削ぎ落とした構造とデザイン、ノックダウン式によって輸送コストもミニマムに抑えた、当時大きな驚きをもって迎えられた椅子でした。「No14」は今年、誕生から160年を迎えます。


曲木家具のメーカーは、原材料であるブナが生育する地域に工場を増やし、多数のバリエーションを生み出しながら椅子を量産していきます。 さらに1920年代に、「トーネット」社は「バウハウス」との連携によって、マルセル・ブロイヤー、ミース・ファン・デル・ローエらが考案したスティールパイプを曲げた椅子と、曲木に次ぐもう一つの構造革命となるカンティレバー(片持ち構造)チェアの生産にも与しました。二つの曲げの技術は世界的に広まり、日本でもそれらの技術を応用した、独自の椅子の数々が生み出されています。



「B3(ワシリー)」マルセル・ブロイヤー 1925年 ※年代はデザイン年です


本展では椅子を一つの生命体であるとイメージし、曲げの技術から生み出された50脚を通じて、その”DNA”のネットワークの視覚化を試みます。デザインのアーキタイプ(原型)とバリエーション、リミックスや逸脱のモデルが一堂に会す稀な機会でもあります。

脈々と続く椅子の「生命の樹」が読めてくると、「新しい」デザインの見え方も変わってくるのではないでしょうか。消費されない、長く生き続ける「もの」の秘密について皆さんとともに考える機会を持てれば幸いです。


『栗の木プロジェクト』とは
「栗の木プロジェクト」は、イタリアデザインの巨匠、エンツォ・マーリ(1932~)との対話から誕生した、ATELIER MUJI GINZAの企画です。「目先の経済を優先するのではなく、栗の木を植えるように、長く持続し未来の人々に実りをもたらせること」を目指し展覧会とイベントを開催していきます。



展示品の椅子の一部と永井敬二氏


展示品について
Gallery 1では、インテリアデザイナー永井敬二が50年にわたり世界中から集めたモダンデザインの膨大なコレクションの一部をお借りし、展覧会を開催してまいります。永井氏は1948年、佐賀県唐津市生まれ。1982年に自身のスタジオ<ケイアンドデザインアソシエイツ>を設立。国内外の文化交流に貢献し、デンマーク王国より「Furniture Prize」を受賞。

 

今後、関連トークイベントやワークショップなども企画しておりますので、日々の運営やイベント情報などSNSにてぜひご確認ください。

※イベント等によって展示品の一部がご覧頂けない日時がございます。
詳細はATELIER MUJI GINZA公式ウェブサイトをご覧ください。


公式サイト:https://atelier.muji.com/jp/
Twitter    :https://twitter.com/ateliermuji
Instagram :https://www.instagram.com/ateliermuji_ginza/

同時開催:ATELIER MUJI GINZA Gallery2|「Archives: Bauhaus」9月23日(月)まで

 

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