近頃はお店に並ぶ夏野菜の種類や数が多くなってきました。先日ご紹介したネバネバ野菜のひとつオクラも少しずつ増えてきています。
そのオクラのコーナーに「丸オクラ」が顔を出しています。
左:一般のオクラ 中央:丸オクラ 右:赤丸オクラ
一般のオクラは5つの角があり断面が星のような形をしていますが、「丸オクラ」は角がほとんど無い品種で断面が丸くなっています。代表的なものに、沖縄県の伝統野菜「島オクラ」や八丈島で古くから食べられている「八丈オクラ」があります。
一般のオクラの断面
丸オクラの断面
また、一般のオクラは大きく成長しすぎるとかたくなってしまいますが、「丸オクラ」は大きくなってもかたくなりにくいのも特長です。
「丸オクラ」の中でも赤い表皮をした「赤丸オクラ」があります。赤い色素はアントシアニンですが、加熱すると色落ちしてしまうため、生で食べることをおすすめします。
茹でたあとのオクラ
左:一般のオクラ 中央:丸オクラ 右:赤丸オクラ
色が変わっても風味や食感に違いはありません。
「赤丸オクラ」の色をいかしたい場合は、酢漬けやピクルスにするのがおすすめです。
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