切花のコーナーで赤くて小さな実をつけた植物が顔を出しています。
この植物はオトギリソウ科に属する「ヒペリカム」という名の植物で、ユーラシア大陸の温帯地域から亜熱帯地域が原産といわれています。日本では、中国からやってきた同じオトギリソウ科のキンシバイやビヨウヤナギが古くから栽培されています。
春から初秋にかけ黄色い花が咲きますが、花が終わった後につく小さな実に魅力があり、生け花やフラワーアレンジメントなどに広く利用されています。
ほとんどは赤い実をつけるものが多いですが、近年ではクリーム色やピンク、黄色やオレンジ色、緑色、チョコレート色など、様々な品種が出てきています。
古代ギリシアでは、祭典のときに赤い実をつけたヒペリカムを像の上に飾り、魔除けとして利用していたそうですが、こんなにかわいらしい実が魔除けだなんて、ちょっと不思議な感じがします。
ヒペリカムの花言葉は「きらめき」「悲しみは続かない」です。
黄色い花が太陽のような明るさを感じさせるところや、つややかに輝く実のことを指して「きらめき」という花言葉が、また、花が散ってもすぐに鮮やかな色の実がつくことから「悲しみは続かない」という花言葉になったようです。
ヒペリカムは花期が長いので、夏から秋にかけては花と実の両方を見ることもできます。
この花言葉を思い出して、お友達への贈り物にしてみてはいかがでしょうか。自分へのプレゼントにしても素敵ですよ。
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