めずらしいタケノコがお店に現れました。
見た目はすらりと長いのですが、「四方竹(しほうちく)」とうい名のとおり、断面は四角形になっています。
いろいろな種類のある中で、このタケノコだけが四角い形をしており、しかも秋の限られた時期に旬を迎えるため、なかなか一般に出回ることはないようです。
中国南部原産のこの竹が日本に入ってきたのは明治10年頃のこと。高知県白木谷の住民が持ち帰ったことが日本での栽培の始まりと言われているそうです。
大きいものでは7mほどにまで成長する竹ですが、他の竹と違った特長的な形が好まれ、和風庭園に植えられたり生垣として利用されています。
タケノコの収穫時期はひと月ほどと短く、生のままでは傷みやすいので、全国的な流通ができなかったようですが、近年では少しずつ全国に広まり、自宅での栽培も増えてきました。
旬は10月、まさに今であり、鮮度も短いため収穫したらすぐにアク抜きをしなければいけません。
アク抜き方法は次の通りです。
① 穂先を10cmほど切る。
② 皮をむかずに10~15分熱湯で茹でる。
③ 茹であがったら流水に当て、粗熱をとる。(*)
④ 粗熱がとれたら、皮をむく。
⑤ 皮がむけたら冷水に入れ、冷蔵庫に一晩置く。
(*)茹であがったら、すぐに冷水に当ててください。鍋に入れたままにすると茹で汁の色がタケノコに移ってしまう場合があるので注意してください。
上記のアク抜きをしてから調理をしてください。
炒め物や揚げ物、煮物、漬物、味噌汁やスープ、パスタやグラタンなど、いろいろなお料理に使えます。
アク抜きは少々手間がかかりますが、それ以上においしくいただける短い秋の味覚を味わってください。
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