激辛ブームにのっていろいろな辛いお料理が次々にあらわれている近頃、そんな激辛料理に欠かせない存在の西洋と日本の唐辛子がお店に顔を出しています。
日本の「青唐辛子」は、赤くなる前に早く収穫した唐辛子で、辛さの中にさわやかな風味があります。赤唐辛子は加熱するとさらに辛さが増すのですが、青唐辛子は加熱すると辛さが少し和らぎます。相性の良いお肉と一緒に炒めると、さわやかな風味でいただけます。
西洋の唐辛子の3種類も勢揃いしています。
小さなピーマンのような形の「ハラペーニョ」はメキシコ原産の青唐辛子で、緑色のタバスコやサルサソースの原料になります。フルーティーな香りと少し肉厚なところが特長で、中のワタと種の部分をしっかりと取り除くと辛さが和らぎます。そのワタと種を取り除いた部分に肉を詰めてピーマンの肉詰めのようにすると美味しくいただけます。また、ピクルスにすると辛さも和らぎ、保存もできます。
辛いものの代表的な存在だった「ハバネロ」もメキシコ周辺が原産で、チリソースやサルサソースの原料にします。ハラペーニョと同様に、中のワタと種に辛さが集中しているので、この部分を取り除くと辛さが和らぎ、少しは食べやすくなります。食べ方も、炒め物にしたりピクルスにすると良いでしょう。ちなみに、お店に出ているものは赤くなる前に早く収穫したものです。
そして、この中では一番辛いのではないかと思われるのが「ジョロキア」です。バングラディシュ原産といわれ、表面に凹凸があるために少しざらついた感じがします。こちらも赤くなる前に早採りした果実なので、赤いものよりは少々辛さは控えめです。細かく刻んでサルサソースにしたり、乾燥させて細かくし香辛料にします。激辛なので果実そのものを食べるピクルスなどにはむきません。
お店に出ているものは、どの唐辛子も早く収穫した若い果実なので、意外と辛さは控えめになっています。また、そのまま収穫しないと、いずれは赤くなった唐辛子になり、それぞれ本来の辛さの本領を発揮させる状態になります。
チョッと辛いものが苦手な方は、この若い唐辛子から挑戦してみてはいかがでしょうか。また、辛いもの好きな皆さんも、いろいろなお料理に使ってみてください。
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