近頃、お店に渋柿が箱入りで入荷することが増えています。
みんなみの里では、干し柿をつくるために渋柿をお求めになる方が多くいらっしゃいます。
昔は、みんなみの里周辺の各家庭で、軒下にオレンジ色の柿がぶら下がっていたものです。
今はなかなか目にしない光景になりました。
渋を抜くのが面倒なように思えるかも知れませんが、じつは意外と手軽にできます。
簡単に、干し柿のつくり方をお伝えします。
① 渋柿の皮を剥いて、紐(または細い縄)で縛り、吊るせる状態にする。
② 熱湯に①の柿を5秒ほど浸けて、日当たりが良く風通しの良い軒下に吊るす。
・熱湯に浸すことで殺菌処理となり、カビが付きにくくなります。
・雨や湿気は禁物。せっかくの熱湯処理が無駄になります。
③ 一週間ほど干したら、柿を軽くもみほぐし、均等のやわらかさにする。
・外は乾燥して固くなっているけれど、中は生の状態です。
・もみほぐすことで渋が早く抜けやすくなり、甘くなります。
④ さらに一週間ほど干したら、また柿を軽くもみほぐす。
・このとき、中身は半生の状態なので、好みの方はここで食べてみてください。
⑤ そして、さらに一週間ほど干したら、また柿を軽くもみほぐす。
・このときの柿は全体に乾燥して、干し柿が出来上がっている状態です。
半生の干し柿がお好きな方は二週間ほど、乾燥した干し柿がお好きな方は三週間ほどを目安にしてください。
これからの季節は秋晴れが多く空気が乾燥してくるため、干し柿をつくるには最適な時季ですので、ぜひ今年は干し柿をつくってみませんか。
渋柿からつくった干し柿の甘さは、なんともいえずおいしいものですよ。
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