今日は十五夜、中秋の名月の見られる日です。
大昔から月の満ち欠けに、神がかり的なものを感じていた日本。
平安時代になり、貴族の間で盃の酒に写る月を愛でるという、十五夜のお月見がさかんになりました。
庶民の間に広がったのは江戸時代になってからのことです。
この時期は秋の収穫の時期にも当たるため、十五夜には収穫祭の意味があり、作物の収穫の喜びを感謝していたようです。
十五夜にはお供えものを用意するのですが、魔よけの意味のあるススキを飾り、栗や里芋など旬の作物と、ピラミッドのように積み上げた15個のお団子をお供えします。
お店にも、15個入りのお月見団子が出ているので、他の作物といっしょにお供えしてはいかがでしょうか。
まずは、今夜晴れることを祈りましょう。
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