マコモタケという植物を知っていますか?
マコモは、2mほどの丈になるイネ科の植物で、田んぼや沼など水辺に生えています。
見た目は背の高い稲という感じで、大昔から日本に自生していますが、近年は食用に改良されたものとして栽培されています。
マコモタケは、マコモ(真菰)の茎が肥大したもので、タケノコ(筍)のような食感なのでマコモタケ(真菰筍)と呼ばれています。
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さて、食べ方ですが、皮の中にある白い部分を食べます。
素材自体にはクセがないので、味付け次第でいろいろなお料理ができますのと、皮のまま素焼きにすると、皮がラップ代わりになり、中の白い部分が蒸された状態になって、とても良い食感になります。
さらに、食物繊維やミネラルを豊富に含んでいるので、からだの中をきれいにしてくれます。
また、マコモには、水をきれいにする力があり、環境対策としても利用されるようになってきたそうです。
人間のからだの中も環境も、きれいにしてくれるマコモの力を、おいしくいただきましょう。
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