直売所南側入り口に大きな木が2本あらわれました。
自分の重さを支えられず、壁に寄りかかっている状態です。
じつはこれ、巨大な藤の蔓(つる)なのです。
フジは日本固有の蔓性植物で、大きく分けてノダフジとヤマフジがあります。
長い穂に紫色の花が咲き、藤棚から垂れ下がっている様子を見ることがありますが、これはノダフジ(野田藤)という種類。
名所で栽培されていますね。
これに対してヤマフジ(山藤)は、山地によく自生しています。
穂は短めですが、樹齢により蔓が2m以上になるとか。
今回直売所にあらわれたのはヤマフジで、1本は長さ2.3m・胴回り65cm、もうひとつは長さ1.9m・胴回り90cm と立派な体格をしています。
(私の手と比べると太さがわかると思います)
男性スタッフにも動かすことが出来ません。
生産者さんの山で見つけられたものを伐採し、3人がかりで運びました。
伐採する前はどれほど巨大な姿だったのか想像もつきません。
ちなみに、下から上に向かって蔓が左巻きに生長するのはヤマフジ、右巻きがノダフジとのこと。
このような巨大な藤の蔓をフラワーアレンジメントやインテリアに利用するそうです。
愛好家にとっては喉から手が出るほど欲しいものでしょう。
ご希望の方は、大きな車でおこしください。
こんな珍しいものが顔を出すのも、みんなみの里ならではの特長です。
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