【みんなみの里】暮らしに “ちょうど良い” を与えてくれる日本最古の天然素材「麻」

　私達の暮らしに根付いている植物を使った布といえば、まず思いうかぶのは綿だと思います。
　日本で綿が普及しはじめたのは江戸時代初期とのこと。
　
　では、それまではどんな素材が主流だったのでしょう。

　じつは人類史上最古の布は「麻」といわれ、日本では縄文の遺跡から麻の布片が発見されています。
　衣服はもちろんですが、麻布でうるしをろ過して精製したり、繊維を編んで縄にしたりと、いろいろな場面で使われていたようです。

　縄文の昔から暮らしの中にあった麻。
　さまざまな時代の流れにより、国産の麻は激減していきました。
　とはいえ、麻の魅力がすたれることはなく、いつの時代にも登場しています。
 
　丈夫で適度なハリと、しなやかさを兼ね備えおり、使うほどに肌になじむ麻。
　通気性、吸放湿性、速乾性のある麻は、これからの季節に利用したい素材です。

　麻の繊維には空洞があって空気を通しやすく、湿度の高い日本の夏には清涼感を感じさせます。
　その空洞に入った空気を体温があたため、保温効果もあるので、麻は冬にも使えます。
　年間をとおして、私達の暮らしに “ちょうど良い” を与えてくれる天然素材が「麻」なのです。

　また、麻というとシワになりやすく、扱いにくい印象があるかもしれません。
　麻だからこそあらわれるもので、シワもひとつの魅力です。


　無印良品では、今年も麻素材のさまざまな商品をご用意しました。
 

 

 
　さまざまな品種のある麻。
　それぞれの特性をいかして製品づくりをしています。
　毎日の暮らしに麻を取り入れて快適に過ごしましょう。


　じつは 4月22日(金) ～ 5月9日(月) の間、『無印良品週間』をおこないます。
　一部の商品を除き、無印良品メンバー様はお得にお買い求めいただける期間です。
　この機会に「麻」の商品をはじめ、暮らしに必要なものをあつめてみてはいかがでしょうか。

 
　無印良品は皆様の暮らしを応援します。



　スタッフが着用した商品はこちら。
 
　オーガニックリネン 洗いざらし 七分袖ブラウス (ペールグリーン)
　オーガニックリネン 洗いざらし スタンドカラーシャツ (白)
　フレンチリネン ストレートパンツ (スモーキーグリーン)


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　 丈夫で涼やかな日常着 麻の服
 

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