近頃の直売所には、夏に旬をむかえる農産物が例年よりも少し早く顔を出しています。
その中でもトロピカルな姿で並んでいるのが「スターフルーツ」です。
カタバミ科ゴレンシ属の果物で、南インドから東南アジアが原産と言われていますが、現在ではブラジルやフロリダ、ハワイなどの熱帯地域でも広く栽培されています。
日本では沖縄で古くから栽培されていましたが、今では鹿児島や宮崎などの温暖な地域でも多く栽培されています。
みんなみの里のある鴨川でも、数は少ないですが栽培されていて、顔馴染みになってきています。
なんといっても特長はその断面。きれいな星の形をしており、和名を「五歛子(ごれんし)」と言います。
そのかわいらしい姿は、さまざまなメニューのトッピングに映えます。
緑色の果実は未熟な状態で、梨のような食感と少々の酸味がありますが、黄色く完熟した果実は果肉がやわらかくなり、甘味が増えて酸味の少なくなった果汁がたっぷりとあふれてきます。そのまま食べるのも良いですが、たっぷりの果汁を使ってジュースやソースにしたり、果肉ごとジャムにしたりと、いろいろアレンジできそうです。
また、トロピカルフルーツだけあって、暑い場面に必要なビタミンCやカリウムを含んでいるので、蒸し暑い日本の夏を生きる私たちの救世主となるかもしれません。
現在Cafē&Meal MUJI みんなみの里では、鴨川産の「スターフルーツ」を使用したフルーツパフェを期間限定でご提供しています。
いろいろなフルーツがトッピングされていますが、「スターフルーツ」が添えられると一瞬にしてトロピカルな雰囲気になります。
このフルーツパフェは「スターフルーツ」がなくなり次第、ほかの果物に変わりますので、予めご了承下さい。
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