地元に住んでいると気づかないことがいくつかあります。
とくに、会話をしている時につい方言を使っているようで、ときどき相手に通じない場合があります。
そこで、この周辺で当たり前のように使われている方言を、少しずつご紹介してみたいと思います。
これを習得すれば、生産者さんとの会話もばっちり進みますよ。
愛すべき『長狭弁(ながさべん)』をよろしくお願いいたします。
ちなみに、房州弁の中でも海辺と山の方では、まったく違う言葉を使うことがあります。
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今日もスタッフに通じなかった言葉をご紹介します。
『くっちゃめ』とは、何のことかわかりますか。
じつは、ヘビの『マムシ』のことなのです。
近頃の里山では、新緑が深まっていくとともに、田畑や道端には雑草がぐんぐんと元気よく伸びています。
そんな草むらからヘビが出てくることがあるのです。その中には毒ヘビのマムシもいるのです。
ときどき我が家では「さっき畑の草むらの中にくっちゃめがいたから、鎌でやっつけたよ」など、とても恐ろしい話も出ます。
冬までの間は、『くっちゃめ』をはじめとしたヘビに注意が必要な里山です。
大昔から、そのくっちゃめを使ったマムシ酒をつくるおじいさんもいます。
しかし、くっちゃめを生かして捕まえるのも難しいですが、その後の毒抜き作業、酒の仕込みなど、慣れた人でなければできません。
もちろん、絶対に真似をしないでくださいね。
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