地元に住んでいると気づかないことがいくつかあります。
とくに、会話をしている時につい方言を使っているようで、ときどき相手に通じない場合があります。
そこで、この周辺で当たり前のように使われている方言を、少しずつご紹介してみたいと思います。
これを習得すれば、生産者さんとの会話もばっちり進みますよ。
愛すべき『長狭弁(ながさべん)』をよろしくお願いいたします。
ちなみに、房州弁の中でも海辺と山の方では、まったく違う言葉を使うことがあります。
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突然ですが、『たらがってる』とは、どういう意味かわかりますか。
文章にすると多少はわかるかもしれません。
例文 :「おまえの机、たらがってて、何も置けねぇよ。」
意味 :「君の机が散らかっていて、何も置けません。」
つまり、『たらがってる』は『散らかっている』という意味なのです。
じつは先日、デスク回りがあまりに片付いていない状態に、自分のことながら情けなくなって、つい「私の机、たらがっててすみません。」と言ったら、移住者のスタッフにはまったく通じなかったのです。
自分が当たり前のように使っている言葉が、じつは方言だったことに多少のショックと、それ以上の愛情のようなものがあふれてきました。
昔は方言を恥ずかしいものと思っていましたが、今では、とても貴重で次の世代にも伝えていきたいものと思っています。
この講座を開くことで、近頃忘れかけていたり、自分も知らなかった地元の言葉を、改めて習得していきたいと思います。
ちなみに、最大級の散らかり方は『すったん、たらがってる』と言います。
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