【みんなみの里】昔と違うところ、同じところ

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2018/09/13

 先日、近くの長狭学園で大運動会がおこなわれました。
 みんなみの里からも店長と私が招待いただきましたので行ってきました。
 この長狭学園は、県下初の中小一環校で、一学年から九学年まであります。

 

 

 今年は「龍攘虎搏(りゅうじょうこはく) ~強者よ闘志をぶつけ合え~ 」というスローガンのもと、時々黒く分厚い雲が空を覆う中、運動会がおこなわれました。
 見学に行ったときは昼前、プログラムは応援合戦の頃で、太鼓の合図や音楽に合わせて、一斉に一糸乱れぬ動きをしていました。
 中小学生とはいえ、なかなか迫力あるものでした。
 昔の応援合戦というと、音楽はなく、太鼓にあわせて、ただ声を張り上げていたような気がします。
 そういえば、今は教科にダンスがある時代でしたね。

 

 

 その応援合戦のあとには、低学年の子ども達が出てきて、代表の数人が来賓のおじいちゃんおばあちゃんの前に並んで、日ごろの感謝を述べていました。
 おじいちゃんおばあちゃんに向かって一生懸命に話している様子がとても微笑ましく、いじらしく、その場にいた全員がやさしく見守り、話し終わったときには大拍手がおこりました。
 とても素敵な瞬間でした。
 地域のおじいちゃんおばあちゃんを招待するのは昔と変わらず、とても温かい時間がまだ残っているのを感じて、すこし嬉しくなりました。

 

 

 一方、驚いたのは、なんといっても生徒の家族が陣取る様子です。
 大きなテントやパラソル、その下にはテーブルとベンチという、まるでリゾート地にいるような風景。
 現代は、地球温暖化の影響で、きびしい暑さの中での運動会ですから、これが現実なのでしょうか。
 昔はただのブルーシートだったような。

 あまり長い時間拝見できなかったのですが、昔と違うところがある中、同じところを発見できて、卒業生としてホッとした一日でした。

 

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