みんなみの里周辺では稲刈りがすすむのを横目に、古代大賀ハスの里の様子を見に行ってきました。
すると、花はほとんど咲いておらず、大きくなったハチスの海に変わっていました。
ハチスの様子もさまざまで、早く花を終わらたハチスは茶色く大きなものになっていて、中で育っていた種も黒く大きいものになっていました。
中には、すでに種の重さに耐えられずに首を曲げ、種を田んぼに落としたハチスもあります。
一方、小さな緑色のハチスは、花としての仕事を追えたばかりで、種を育てるハチスへとデビューした新人さんというところでしょうか。
中には緑色した種の赤ちゃんがハチスに包まれています。
この新人ハチスも、種とともにだんだん大きくなっていくのですね。
そして、田んぼに落ちた種は、土の中でたっぷりの栄養を吸収して、来年の梅雨頃、立ち上がってくることでしょう。
古代大賀ハスの里も、すでに秋の風景でした。
花の咲く華やかさはないけれど、ハチスの海も素敵ですよ。
季節のうつろいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
里のMUJI みんなみの里