【イオンモール堺北花田】『山吉國澤百馬商店 花かつお』|グロサリーのジョーさん

キービジュアル画像:『山吉國澤百馬商店 花かつお』|グロサリーのジョーさん

販売状況

2018/12/26

 今日のグロサリー売場おすすめ紹介は、鹿児島県に直接取材に行ってきたという、“ジョーさん”こと一条さんのレポートです。

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こんにちは。グロサリー売場担当の“ジョーさん”こと一条です……恒例の、この始まりです。

今日は、先日鹿児島県に行ってきた体験と、おすすめ商品のご紹介です。

改めまして、訪れましたのは砂風呂でも有名な鹿児島県指宿市です。しかし、砂風呂に入った訳ではありません。お目当ては鰹節です。

 

実は指宿、日本の生産量の7割を占める日本一の鰹節の産地なのです。その日本一の産地の中でこだわりを持って生産されているのが、『山吉國澤百馬商店(やまきち くにざわ ひゃくま しょうてん)』さん。

 

種子島近海の国産一本釣り鰹を使用し、鰹節の状態までを手作業で行ない、さらにはパック加工までの工程を全て自社で作業されております。


簡単な流れを説明しますと、[水揚げ→生切り→めご立て→煮熟→骨抜き→モミ付け→燻製・焙乾→表面削り→カビ付け→天日干し→熟成]、といった工程を経て鰹節は出来上がるのですが、印象に残った工程があります。

 

まず生切りの段階でのスピード感。朝の7時頃の早い時間から、生の鰹を4本の状態に捌いていくのですが、皆さん熟練された手際の良さでどんどん魚が流れていく様子は圧巻でした。

 

 

そして、天日干しと熟成の工程ですが、1回につき、3~4週間程かけることを3回以上繰り返すことで、鰹の余計な水分が抜けると同時に旨み成分が増していくとのことで、時間をかけてでも良いものを作るという職人のこだわりを感じました。

 

 

 そのこだわりの商品の中でも今回おすすめしたいのは、『花かつお』です。
この花かつおというのは、先ほどの製造工程の燻製・焙乾を経て出来上がった荒節と呼ばれる鰹節を薄く削ったもの。荒節から出来る鰹節の風味は鮮烈で、ストレートな香りでコクのあるダシがとれます。

 

カビ付けをしていない状態のものですが、使用している鰹の質と、作り方の質が大変高いので、よりお料理が上質なものに仕上がりますよ。
もうすぐお正月です。ご準備の際には是非山吉國澤百馬商店の花かつおを楽しんでみてください。


鹿児島県 山吉國澤百馬商店
『花かつお』 70g 税込429円

 

無印良品 イオンモール堺北花田