突然ですが、“半夏生(はんげしょう)”という言葉を知っていますか?
農家の方にはとても大切な日だそうですが、そうでない方にはあまり聞き馴染みがないかもしれません。
“半夏生”とは“雑節(ざっせつ)”のひとつ。
“雑節”とは、春分・夏至・秋分・冬至などの“二十四節季”とは別に、より季節の移り変わりを表現する言葉として呼ばれているものです。節分や、八十八夜なども“雑節”に該当しますね。
農家にとって半夏生は、畑仕事や田植えを終わらせる目安となり、田植えを終えた農家が神様にタコなどの食べ物を捧げて豊作を願ったということから、“半夏生にタコを食べる”という風習ができたのだとか。
「八本足で稲がしっかり根を張ることを願って、タコを神様に捧げたとか……。
今年の半夏生は、本日7月2日(月)です! ぜひ、行事食であるタコを食べましょう」
と、鮮魚売場担当の“ニンニンさん”こと服部さん。
半夏生のお話も、ニンニンさんが教えてくれました。魚屋では、身近な節句なのだそうです。
「今日の半夏生にあわせて、宮城、北海道、明石のたこをたくさんご用意しています!」
おうちで1分ほど茹でて食べていただく生のたこや、中は半生の霜ふりのたこ、たこぶつなど、さまざまな食べ方も選べます。
新鮮なたこなので、甘い身がぷりぷりと口の中ではじけます。噛めば噛むほど旨味を感じられます!
ぜひ半夏生の日に、たこを食べてくださいね。
無印良品 イオンモール堺北花田