【堺北花田】東京の生活史|今日のずっといい言葉

東京の生活史

MUJI BOOKS

2021/12/01

 無印良品 イオンモール堺北花田ではMUJIBOOKSで販売している書籍から、MUJIBOOKSスタッフが毎日「今日のずっといい言葉」を選んでいます。今日は、特に印象的だった言葉をお届けします。

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『東京の生活史』
出版社:筑摩書房
編集:岸政彦

 150人が語り、150人が聞き手となり、東京にゆかりのある人の生活史が一冊の本に収められました。なんと1216頁、150万字というスケールの大きさ。

 誰ひとりとして同じ人生はありません。街には交わったり交わらなかったりを繰り返しながら、人びとが隣り合って生きています。

 私もこの本を読んで、思い出したことがあります。義父が生前、自分史を書いていたことを。
 咽頭がんで声帯切除をした義父は、晩年、声を発して語ることはできなくなってしまいました。余命を知って、命の灯火が消えることを考えたとき、自分史を書こうと考えたのでしょうね。偶然、義理の親子になったとはいえ、そういえば私は義父のことをあまり知りません。亡くなった3月20日は、当店の1st anniversaryの日でもありましたが、これも単なる偶然に過ぎないんですよね。

 そうだ、自分史、まだ読んでいなかったな。今度カレーでも手土産にして帰って「自分史ある?」って義母に聞いてみようと思います。
 
東京の生活史

ご紹介の本は、OpenMUJIの“今日のずっといい言葉”の左側です。
 
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