こんにちは、南大阪カレー研究会の立石です。
すっかり秋の気配を感じられる季節となりました。秋といえば、食欲の秋。食べることももちろんですが、料理にも挑戦中です。
先日「スパイシーがスバラシー」イベントで購入したスパイスキットで、はじめてのスパイスカレーづくりにも挑戦しました。
まずは材料。玉ねぎは、イベントで一緒に購入した「三浦さんの泉州玉ねぎ」。他にも、トマトやエビなどレシピどおりに準備します。スパイスはすべてセットになっているので、安心です。準備したら、さっそく調理にとりかかります。
1. エビにターメリック、塩を軽くまぶします。
2. 鍋にカルダモンなどのホールスパイスを入れて、香りを出します。
3. スパイスの香りが出たら、玉ねぎを強火で炒めます。芳しい香りに包まれ、食欲がむくむくしてきました。玉ねぎが半透明になったら、ニンニクとしょうがを加えますが、玉ねぎの色づき具合によってカレーの味わいが変わるそうですよ。やっぱり玉ねぎはカレーには欠かせない重要な存在ですね。
4. トマトを加え、水分が少なくなったらクミンやコリアンダーなどのパウダースパイスを入れます。焦がさないように、弱火で慎重に慎重に。
5. スパイスがなじんだら、ココナッツなどを入れて、今度は強火でひと煮立ち。その後、弱火で煮込みます。最後に中火で、エビを投入。火がとおったらできあがり。料理って火加減が重要ですね。
では、いただきます。えびのぷりぷりにトマトの酸味、玉ねぎの甘み、ココナッツやスパイスが溶け合って、クリーミーな深い味わい。夢中でスプーンが進みます。2歳の息子もぱくり。辛いかなと思ったので、少し牛乳を加えてみました。本格的なスパイスカレーは家でつくるのは敷居が高いかと思っていたのに、いつものカレールーを使った家のカレーのように、こんなにかんたんにつくれるなんて驚きです。
玉ねぎひとつにしても、ていねいに育てられた三浦さんの想いを知っています。トマトもエビだって。このスパイスだって。実際に自分で料理してみると、食材一つひとつがいつもと違って見えてくるのが不思議です。そして料理しながら、家族のことを考えていることにも気がつきました。いろいろな想いが混ざり合い溶け合ったカレーは、料理すること、食べることで私たちの血となり肉となり、さらにはみんなの想いも身体の奥深くにしっかりと取りこまれていくのですね。そして、また大きなつながりとなるのです。
いつかまた、家で友人たちを招ける日が来たら、このカレーをふるまってみよう。息子たちが大きくなって、一緒に料理ができるようになったら、このカレーをつくってみよう。そうか。カレーがつなげてくれたつながりは、ちゃんと未来にもつながっている。そんな気づきもあった、はじめてのスパイスカレーづくりでした。
やっぱり、カレーは不思議だけど、とてもあたたかい。カレーの探求は、どこまでも。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2021.09.27