【堺北花田】「カルチュラル・コンピテンシー」｜本で紹介されました
2022/12/07
こんにちは、MUJIBOOKS担当です。
今日ご紹介する本は『カルチュラル・コンピテンシー』です。
『カルチュラル・コンピテンシー』
著者：花井優太・鷲尾和彦
出版：ブートレグ
日本経済の低迷や環境問題。これまでの暮らしの営みを続けていくことが難しくなってしまった今。社会の回復のため、この本では「カルチュラル・コンピテンシー」をキーワードに、持続的な循環社会を生むための12の実践例と識者たちの視点を紹介しています。
そのひとつとして、「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献することを目指す無印良品の多くの取り組みも紹介され、当店も掲載されました。
「カルチュラル・コンピテンシー」とは、本書によると、「自分たちのやり方で物語を生み出す力」と「異なる知識とスキルを持つ他者と協力」する力を掛け合わせ生み出される力のことです。
無印良品イオンモール堺北花田は、2018年春より無印良品が本格的に食材全般の販売を始めた第一号店舗です。「おいしいってなんだ。」という問いを掲げ、生産者の皆さんの顔や調理をする人たちの顔が見える食材をそろえて、地域の皆さんと日常を語り合うことのできる店舗を目指しています。
本の内容にそって、当店の取り組みをご紹介します。
■地域の生産者さんとつくった商品 
地元の生産者や加工業者の皆さんたちと共同企画し、つぎつぎに商品化を実現しています。生産や加工が難しく、流通が減少しつつあったなにわの伝統野菜「難波ネギ」を使った『難波ネギアヒージョ』や、桃の皮や種から糖抽出したエキスを使った『あら川の桃シロップ』など。41品を商品化。現在、お店では16品を販売しています。
■南大阪カレー研究会 
お店で働くスタッフで立ち上げた研究会は、地域のみなさんとカレーのおいしさや魅力について探求するコミュニティ活動を行っています。今年の春には大阪府立農芸高校と一緒に、ブロッコリーの外葉を使ったカレーをつくり、2日間限定販売しました。他にもカレーイベントやカレーを語るトークイベントなども行いながら、活動を続けています。
■つながる市 取材レポート 
スタッフで生産現場を訪ねる産地の旅を続け、生産者の皆さんのつくる食材の背景にある空気や物語を伝える取材レポートを作成しています。レポートの数はVol.22までも続き、特別編を合わせ24のレポートは全てフリーペーパーです。ご来店の際はOpenMUJIにお立ち寄りいただき、お手に取ってご覧ください。
つながる市リーフレットのリンクはこちら
■旬の食材を使ったレシピ 
キッチンカウンターでは、野菜ソムリエの先生がつくったレシピで、旬の食材を使った料理を試食いただけます。また、はがきサイズのレシピはフリーペーパーです。毎日のお献立やお買い物に役立ててくださいね。旬を味わえ、ささっとつくれるレシピは、わが家でも活躍中です。
レシピはこちら
■ベンガラ染め 
ベンガラ染めとは、土から採れて土へ還る天然の染料のこと。地元で採れた染料などを使ったワークショップも定期的に行っています。日焼けやシミで着られなくなったと諦めていた服も、ベンガラ染めを通じて、やさしい風合いに新たに生まれ変わります。古くからある染料ですが、地球にもやさしく、アップサイクルのひとつとして今後も注目されることでしょう。
■つながる絵本 
つながる絵本は、読み終えた本をただ捨てるのではなく、回収することで循環させて、地域の子どもたちに絵本をプレゼントする取り組みです。店内には「つながる絵本の棚」や「回収ポスト」を設置し、本を通じて、子どもたちの未来への希望へとつなげていく活動です。
つながる絵本の詳細はこちら
さまざまな活動を本で紹介いただき、私たちお店で働くスタッフたちも嬉しい気持ちでいっぱいです。それも皆さんが毎日のお買い物でお店に足を運んでくださるからこそ。おいしい笑顔に、商品やフリーペーパーを手に取られる姿、すべてが私たちの活動の源となっています。
あたりまえと思っていた暮らしが、あたりまえでなくなってしまったここ数年。でも、大切なことを大切に想う気持ちはいつの時代も変わりません。
私たちは、地域の皆さんの暮らしのよすがとなるような、そして皆さんの暮らしのお役に立てるようなお店を目指し、今後も問うことやチャレンジすることを続けていきます。
Instagramはこちら
無印良品 イオンモール堺北花田 2022.12.7
今日ご紹介する本は『カルチュラル・コンピテンシー』です。
『カルチュラル・コンピテンシー』
著者：花井優太・鷲尾和彦
出版：ブートレグ
日本経済の低迷や環境問題。これまでの暮らしの営みを続けていくことが難しくなってしまった今。社会の回復のため、この本では「カルチュラル・コンピテンシー」をキーワードに、持続的な循環社会を生むための12の実践例と識者たちの視点を紹介しています。
そのひとつとして、「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献することを目指す無印良品の多くの取り組みも紹介され、当店も掲載されました。
「カルチュラル・コンピテンシー」とは、本書によると、「自分たちのやり方で物語を生み出す力」と「異なる知識とスキルを持つ他者と協力」する力を掛け合わせ生み出される力のことです。
無印良品イオンモール堺北花田は、2018年春より無印良品が本格的に食材全般の販売を始めた第一号店舗です。「おいしいってなんだ。」という問いを掲げ、生産者の皆さんの顔や調理をする人たちの顔が見える食材をそろえて、地域の皆さんと日常を語り合うことのできる店舗を目指しています。
本の内容にそって、当店の取り組みをご紹介します。
■地域の生産者さんとつくった商品
地元の生産者や加工業者の皆さんたちと共同企画し、つぎつぎに商品化を実現しています。生産や加工が難しく、流通が減少しつつあったなにわの伝統野菜「難波ネギ」を使った『難波ネギアヒージョ』や、桃の皮や種から糖抽出したエキスを使った『あら川の桃シロップ』など。41品を商品化。現在、お店では16品を販売しています。
■南大阪カレー研究会
お店で働くスタッフで立ち上げた研究会は、地域のみなさんとカレーのおいしさや魅力について探求するコミュニティ活動を行っています。今年の春には大阪府立農芸高校と一緒に、ブロッコリーの外葉を使ったカレーをつくり、2日間限定販売しました。他にもカレーイベントやカレーを語るトークイベントなども行いながら、活動を続けています。
■つながる市 取材レポート
スタッフで生産現場を訪ねる産地の旅を続け、生産者の皆さんのつくる食材の背景にある空気や物語を伝える取材レポートを作成しています。レポートの数はVol.22までも続き、特別編を合わせ24のレポートは全てフリーペーパーです。ご来店の際はOpenMUJIにお立ち寄りいただき、お手に取ってご覧ください。
つながる市リーフレットのリンクはこちら
■旬の食材を使ったレシピ
キッチンカウンターでは、野菜ソムリエの先生がつくったレシピで、旬の食材を使った料理を試食いただけます。また、はがきサイズのレシピはフリーペーパーです。毎日のお献立やお買い物に役立ててくださいね。旬を味わえ、ささっとつくれるレシピは、わが家でも活躍中です。
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■ベンガラ染め
ベンガラ染めとは、土から採れて土へ還る天然の染料のこと。地元で採れた染料などを使ったワークショップも定期的に行っています。日焼けやシミで着られなくなったと諦めていた服も、ベンガラ染めを通じて、やさしい風合いに新たに生まれ変わります。古くからある染料ですが、地球にもやさしく、アップサイクルのひとつとして今後も注目されることでしょう。
■つながる絵本
つながる絵本は、読み終えた本をただ捨てるのではなく、回収することで循環させて、地域の子どもたちに絵本をプレゼントする取り組みです。店内には「つながる絵本の棚」や「回収ポスト」を設置し、本を通じて、子どもたちの未来への希望へとつなげていく活動です。
つながる絵本の詳細はこちら
さまざまな活動を本で紹介いただき、私たちお店で働くスタッフたちも嬉しい気持ちでいっぱいです。それも皆さんが毎日のお買い物でお店に足を運んでくださるからこそ。おいしい笑顔に、商品やフリーペーパーを手に取られる姿、すべてが私たちの活動の源となっています。
あたりまえと思っていた暮らしが、あたりまえでなくなってしまったここ数年。でも、大切なことを大切に想う気持ちはいつの時代も変わりません。
私たちは、地域の皆さんの暮らしのよすがとなるような、そして皆さんの暮らしのお役に立てるようなお店を目指し、今後も問うことやチャレンジすることを続けていきます。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2022.12.7