無印良品のモノづくりは、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」、この3つの基本となる考え方から始まります。
日常生活において、本当に必要なものを本当に必要なかたちでお客さまのもとへ届けることを目指してつくられた、色もかたちも様々なたくさんの商品。その一つひとつには、わけがあります。
このおたよりでは、「わけを知る」と題して商品がつくられたわけや使い方、人気のわけを深堀りします。
第一弾となる今回は、食品売場にずらりと並んでいる不揃いバウムシリーズ。たくさん種類のある食品のなかでも、カレーに並んで人気の商品です。今回は不揃いバウムが人気のわけを探ってみました。
■不揃いだから、手に取りやすい価格
バウムは1本150円と手に取りやすい価格なのが魅力のひとつ。その理由には無印良品の商品開発の考え方のひとつである「工程の点検」がキーワードになっていました。
バウムシリーズは、2017年に『不揃いバウム』としてリニューアル。つくる工程を見直しました。焼きムラや凸凹など見た目は少し不揃いではあるものの、おいしさは変わりません。そこに着目し、商品として生かすようになりました。
工程を見直し、ムダをなくすことでロスを減らしてそのぶん価格も抑えることができたのです。
■今までのイメージを変えた"スティック型"
従来のバウムクーヘンといえば、輪っかの形をしているバウムクーヘンをフォークで少しずつ切り分けて食べたり、大人数で分けて食べるイメージがあります。
お祝いや手土産などで百貨店や専門店で買う洋菓子というイメージのある方も多いのではないでしょうか。
無印良品のバウムは、もっと手軽に食べられるようにスティック型になっています。
少しずつ切り分けてシェアしたり、一人で好きな味を存分に楽しむこともできますね。スタッフの中には、忙しい時に朝ごはんの代わりにしているというスタッフもいました。
■種類が豊富、季節限定の味も
そしてバウムシリーズ最大の魅力といえば、味の種類が豊富なこと。人気のバナナや定番の紅茶だけでなく、季節ごとにたくさんの味が楽しめます。
種類がたくさんあるので、好きな味を選んでプレゼントにすることもできますよ。バウム専用のギフトボックスに詰め合わせたり、1本からでもちょっとした贈りものとして使えるのも人気の理由のひとつです。
今回は不揃いバウムが人気のわけをご紹介しました。みなさんもぜひ食品売場でお気に入りのバウムを探してみてくださいね。
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無印良品イオンモール堺北花田 2022.05.16