1月22日はカレーの日。1982年に学校給食創立35周年を記念して、全国学校栄養士協議会が全国の小中学校にカレーライスを給食として出したことが「カレーの日」の由来です。
私たち南大阪カレー研究会は、先日、スタッフと“日ごろ気になっていた無印良品のレトルトカレー”をテーマに、試食会を行いました。
「今のバターチキンカレーと、復刻版を食べ比べてみたい」
「唯一の6辛、レッドに挑戦してみたい」
「ベジタブルシリーズ食べてみたい」
「ジビエも気になる」
事前にどのカレーを食べてみたいかアンケートを行って、この日、9種類のレトルトカレーを試食しました。
5回のリニューアルを繰り返した『素材を生かしたカレー バターチキン』と、『復刻版レトルト バターチキンカレー』を食べ比べ。昨年のカレートークイベント「カレーを語る会」の商品開発担当者の話を思い出しました。色を見比べてみても「今のは赤い」と驚いたのをよく覚えています。
スパイスの違いも気になります。今のは、トマト風味が増しています。
「復刻版が好み。マイルド。原点」
「今のトマト風味があって好み」
みんな、いろんな意見を出してくれます。
『素材を生かしたカレー レッド』は6辛。辛いのが好きなスタッフは「意外と辛くない。でも、あとから辛さが走ってやってくる」と表現しました。私もひと口。最初はココナッツの風味が辛さを和らげてくれますが、なるほど、あとから辛味がぐんぐんとやってきます。インド現地で「辛くなきゃレッドじゃない」と言われたカレーだけあります。パンチがあって辛いけど、レモングラスの香りで爽やかな辛さです。
他にも『素材を生かしたベジタブルカレー ベイガンティルマサラ』はコクのあるごま風味が香ばしく、肉・乳・卵を使っていないようには感じません。『素材を生かしたベジタブルカレー カダラカレー』はひよこ豆がほくほくしていて食感が楽しく、噛めば噛むほど甘さを感じ、辛さの中にもやさしさがある。
試食以外にも、アンケートを実施しました。私たちは地域の野菜を使ってカレーをつくってみたいと考えています。シェフに大阪や和歌山の地域の食材をあらかじめ聞いて、みんなに投票してもらいました。
「泉州水ナスと馬場ナスのコラボ、食べてみたい」
「若ごぼうを素揚げしてトッピングしたい」
「田辺に住んでいるから田辺大根がいいな」
「八朔は想像がつかないからいいね」
「柿はピリッとしたスパイスと合いそう」
こちらもたくさん意見が出ました。
地域の野菜のカレーの実現に向けて、目標がふつふつと湧き上がってきた私たち南大阪カレー研究会。何から始めよう、どこから始めよう、みんなのいろんな感情が新たな探究心につながっていきます。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2023.1.22