【堺北花田】周年市 開催報告

【堺北花田】周年市報告

イベント・地域情報/イベント

2020/04/05

 3月20日の開店2周年を記念し、先々週の3連休に「周年市」を開催しました。
  開催前に事前告知の案内を何度か配信させて頂いたので、内容をご存じのかたもいらっしゃるかとは思いますが、お越しいただけなかったかたがたに、当日の会場の熱気をお伝えします。

  開催期間中は、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、密集を避け、規模を縮小しての運営でしたが、農家さんによる恒例のマルシェなどに多くのお客さまが立ち寄ってくださいました。


  反響が大きかったのが、地元・堺市の手ぬぐいブランド「にじゆら」さんによる、手ぬぐいからマスクがつくれる教室。
【堺北花田】周年市報告
 1枚の手ぬぐいを手で引き裂き、折りたたんで結ぶだけで簡単にマスクの出来上がり。縫う必要もなく、ゴムの用意もいりません。親子でお揃いのマスクをつくったり、お友達同士で出来上がったマスクを見せあったりと、楽しみ方は皆さんそれぞれ。
【堺北花田】周年市レポート
 今回、材料として使用した手ぬぐいは「色ムラ」などを理由に商品化されなかったB級品。販売できない規格外品を有効活用することで、マスクが足りず困っていたかたがたに喜んで頂けました。
 余談ですが、にじゆらさんのこの手ぬぐいマスクは、おとといのニュース番組『報道ランナー』でも、つくりかたが紹介されていたので、今後、関西のいたるところで付けているかたを見かけるかもしれません。


 手ぬぐい製作の実演会では、「注染(ちゅうせん)」と呼ばれる伝統的な染めの技法を、お子さまたちにお手伝い頂きました。
【堺北花田】周年市レポート
 染料を注ぐ位置を間違えないように…。表情は真剣そのもの。

 「にじゆら」中尾さんの軽快なトークと手仕事に感嘆の声が何度もあがるなか、いよいよ実演会はクライマックスへ。染め上ったミニ手ぬぐい披露の瞬間。
【堺北花田】周年市レポート
 出来上がったミニ手ぬぐいは参加者さまにプレゼント。
【堺北花田】周年市レポート
 堺市は手ぬぐいの生産量がなんと全国1位。みなさん、知っていましたか?

 今回、無印良品の店内で、手ぬぐい製作の実演会や、マスクづくり教室が開催できたのは、にじゆらさんに古代米(こだいまい)をモチーフにしたオリジナル手ぬぐいをつくってもらったことがきっかけでした。古代米とは、狩りから稲作へと変遷した古の時代につくられていた稲の特徴を残したお米のこと。プチっとした食感が癖になる赤い餅米で、精米せず玄米のまま白飯に混ぜて炊くと白米がきれいなピンク色に染まります。堺市では美原区で栽培されていて、無印良品でも店内のレストランやフードコートでお召し上がり頂けます。
【堺北花田】周年市報告
 にじゆらさんがつくってくださった古代米の手ぬぐいは、堺市内9つの飲食店でも飾られていますので、見かけたら、ぜひ古代米メニューを注文してみてくださいね。古代米の農家さんを取材したレポートなどを掲載したリーフレットも手ぬぐいの近くに置いてあるので、持ち帰って読んでくださったら嬉しいです。

 無印良品イオンモール堺北花田では、今後も農家さんや、ものづくりに励む地元・堺のかたがたをお招きし、その魅力をご紹介していきますので、お楽しみに。

 皆さまのおかげで3年目を迎えることができた無印良品イオンモール堺北花田を、これからもよろしくお願いします。
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無印良品イオンモール堺北花田 2020.04.05