こんにちは、BOOKS2号です。
今週、読んでおすすめする本は『ぼくのキュートナ』です。
『ぼくのキュートナ』
出版社:講談社 著・絵:荒井良二
はいけいぼくのキュートナ。から始まる15通の手紙。
主人公が語りかける言葉それぞれにキュートナを大切に想う気持ちが感じられます。
大切な誰かを想う気持ち。それをずっと大切にしていたいと思わせてくれる絵本です。

私は時々大好きだった愛犬、りこを思い出すことがあります。
いつも歩いていた散歩コースや大好物、りこの癖。思い出すたび「日向ぼっこが大好きだったよね。お化粧しているときはいつも後ろで見てたよね」とこの絵本に出てくるぼくのように心の中でりこに語りかけています。
楽しかった日々を思い出して寂しくなることもあるけれど、今でも亡くなったりこのことを大切に想っています。
この絵本では、主人公がキュートナへ語りかける言葉はシンプルなものの、ひとつひとつに大好きなキュートナを想う気持ちが感じられます。大切な誰かを想うこと。それは距離や想いの強さなんて関係なく、想う気持ちが大切なんだとこの絵本に教えてもらったように思います。
「私とこの本」で紹介の絵本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。
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